文庫本おすすめランキングTOP50と口コミ~ベストセラーも多数【2024最新版】
今回は読書ライフを楽しむべく、おすすめの文庫本の人気ランキングを口コミを交えてご紹介していきたいと思います。また、本の選び方のポイントを解説していくのでどれを読んだら良いか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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346円
面白かったです
一個一個の物語がながくなく
非常に読みやすかったです
さすが芥川龍之介さん!
と言った感じです
605円
少し読書をしたいなと思い友達に勧められたこの本を購入。
面白くて買って二日で読み終わってしまいました。
独特な書き方で二人の登場人物の先輩と彼女の視点が交互に書かれてテンポよく読むことができました。
独特な世界観で先輩が彼女に思いを伝えようとするお話です。
389円
読むべきである。
生きてる間に読みべき小説をいくつか挙げなさいと言われれば、これである。
文章ひとつひとつに俳句のような拡がりがあり、
たんたんと描いているにも関わらず人間の心の奥底まで入り込んで掻き乱す。
著者の知性によって文字列が芸術に昇華させられた瞬間を目撃することができる。
読んだ後、人生観が変わるかもしれない文学の最高傑作。
400円
「にごりえ」「十三夜」「たけくらべ」「大つごもり」「ゆく雲」「うつせみ」「われから」「わかれ道」 八篇の小説。
読者諸賢にあらせられては、何をいまさらの感が強い、書評豊かな作品群。学校の教材で嫌々接し、生欠伸
を禁じ得なかった白面以前の就学時代。文語体如何を問わず、学窓の真っ只中にどっぷり浸かっていた日常の
渦中にあっては、明治中期の物語は圏外だった。
いま、一連の物語群に込められた近代間近な女性たちを眺めてみると、その雌伏した躍動感は全く強かである。
解説の三好行雄氏は「一葉文学のリアリティの根拠は悲劇の解決を放棄したところに成立する」と言っている。
封建の世のなごりを留める社会事情のなかで、己を全うしようとする女性たちは、撫子風な健気さなどという
月並みな言葉では言い尽くせない矜持を内に秘め、ひた隠した女の侠気が迸しっている。
無理心中を強いられた「にごりえ」のお力や、大路の柳月のかげに佇む「十三夜」の阿関にしてからが、悲劇
の奈落に飲み込まれながら感傷に淫することなく、あっぱれ潔く映るのは一葉の腕であろう。
626円
森鴎外と聞けば『舞姫』と誰でも思いつくだろうが、読んだことのある人は少ないだろう。
同時代の双璧と讃えられる夏目漱石と比べても、鴎外の作品は文語調が多く、現代人にはとっつきづらい。舞姫もそうである。
だが、これが井上靖の手で見事に現代語訳されている。
もし鴎外が現代語調で書いてもこうなるのではと思うほどの名訳であろう。
これでムズカシイという人がいたら、また国語を勉強し直さなければならない。
「現代語訳」のほかに「解説」「原文」「関連資料」で構成されている。
丸ごと一冊、舞姫づくしである。
「解説」にあるように、近代と自我云々と難しく読んでもいいし、女を捨て地歩をえらんだ薄情な男の話と読んでもいい。
とにかく文豪の名作をわかりやすく読めるのは嬉しい。
また現代語訳を読んだあとで原文を読むと、鴎外の文章の孤峰絶岸たるさまがより際立ち、眼をみはる思いがする。
これから森鴎外を読んでみようという人の、最初の一冊としても最適であろう。
432円
最初ローマにいる時に、「ばばな吉本を知らない?日本人なのに…。彼女の作品は最高よ!」と言われたイタリア語で読んだのが初めです。
表現やストーリー展開が面白く一気に読みました。
最近になって、日本語ではどんな表現だろうと購入しました。
独特の表現と世界感、繊細な表現とストーリー展開はやはり本場の日本語ならでは…。
薄い本ですが、表現と世界感に浸りなが丁重に文章を読んでます。
個人的には、ノーヘル文学賞かと言われる某作家さんより好きな作家さんの吉本はななさんでした。
432円
宮本 輝氏の若き頃の珠玉の名作です。
まだ少年の頃読んで大変感銘を受けましたが
年を取ってから読み返すとまたとらえ方も
違ってきたことを感じます。
人生の様々な場面で心に残る作品です。
767円
こういう類の本は「面白かった!」と言ってしまっていいのでしょうか? 内容が内容だけに ちょっと不謹慎な気もしますよね。
「広田弘毅」という名前は知っていましたが、氏がこんなに国を憂う清貧で清廉潔白な人だったことは今回初めて知りました。(もちろん城山三郎先生がお書きになっていることを100%信じればですが・・・。)
それに比べて吉田茂は!!!(怒)。彼は日本のチャーチルと言われた位だから質実剛健な大人物かと自分は思っていたんですが、本作品では実に自己中心的な軽薄短小な人物として描かれていることに少なからず驚きました。
優秀で人望もあるがゆえ、本人の希望とは関係なく、何度も政治の世界に引っ張り出されてしまう庶民出身の広田氏と、「俺、俺」で虎視眈々と時局を伺う自己中な名門出身の吉田茂。同時期に存在した、あまりにも対称的な二人。城山先生の作品的には、これが結果的に広田氏をより際立たせることになったのかもしれませんね・・・。
「例え自衛戦にせよ、戦争を正当化することはできない。自分には戦争を防止し得なかった責任がある。」と頑と譲らず何も語らず、淡々と自己の運命を「計らず」受け入れた広田弘毅氏。
最近キリスト教系の本を読んだこともあり、広田氏は実は皆の罪を背負って磔になったキリストの再来だったんじゃないか?とちらりと考えてしまった位でした。(笑)
誰の言葉か記述はありませんでしたが「善き戦争はなく、悪しき平和というものもない。」という一文が目から鱗で、非常に印象的でした。
どちらかと言うと自分は小説や映画には現実では起こり得ないようなことを求める超フィクション依存系ですので、(文字通り現実逃避野郎です…。)方向性が180度異なるこの種の作品は敬遠しがちなんですが、この本と出会えた事で、やはり雑読も大切だなぁ、としみじみ思った次第です。
508円
自分が小学生低学年のころで見たことのなドラマの脚本。昔のドラマってほんとに中身があってよかったのだなあと改めて痛感させられました。
今作られているドラマの軽佻浮薄さを感じます。あと、「一線」を決して踏み外さない、読者としてはそれがなんだかうれしいようなもどかしいような不思議な気持ちにしてくれます。だーっといくだけが恋愛じゃないんだな。
562円
この小説では、その当時の状況では差別されるだろう精神障害者治療が、現在に通じるような状況で語られている。家族歴を調査することや開放治療をすることなど、この小説が書かれた時代に、どこからこのような現代的治療法を知り得たのか作者の経歴を見てもよくわからず、とても不思議だ。
一方では、人類が現れた遠い過去から話が始まり、日本のみならず中国の伝説も加わって、現在の事件を解決しようとする。そして読んでいる内にすべてが混沌として夢うつつの状態になる。夢中遊行に引きづり込まれそうになる
一冊に纏められた記録で事件は解決したように思うのだが、本当?読者による独自の解釈が必要かもしれない。
おすすめ文庫ランキングTOP30~21
562円
プロジェクトXみたいなノリだが、熱いシーンは少なく、ただただ工員の苦労、犠牲、当日の技術での苦労等を書き綴っている。
エンジニアと現場にいる工員との葛藤、発破や落盤などで簡単に亡くなる工員など、少々重いが、読み応えがある。
人命の犠牲を前提とする工事など現代ではあり得ないが、生活の為、国や会社の為、様々な事情からトンネル掘りに挑む人々の心情や生き様など、大変面白く読め
594円
遠藤周作の文章ってこんなに読み易くすっきりしていたんですね。
この問いは全編を通じて主人公より創造主たる神に投げ掛けられます。
様々な登場人物達の様々な信仰の形
その中で次の問いが浮かびました。
「如何にあなたは創造主と向き合うのか?」
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