くるまやラーメンは昭和43年に国鉄綾瀬駅前にてうどん・そば店を開業したのが始まりで、その後昭和45年に足立区平野街の国道4号で観光バスを改造してラーメン屋を開始しました。当時から現在まで人気の秘密は味噌にあります。くるまやラーメンは厳選された素材と熟練の調理によって40余年にわたり替わらぬ味を提供しています。味噌は厳冬の北海道千歳産を使用し、秘伝の香辛醤油を味噌に加えることでコクと旨味が醸し出されています。

天下一品は社長の木村勉氏が大阪万博が開かれた翌年の昭和46年、京都でラーメン屋台をひきはじめたのがきっかけです。そして約4年におよぶ試行錯誤の末に誕生させたこってりスープが大ヒットします。天下一品のスープの食材は鶏ガラや野菜など、誰もが知るものですが、苦心の末に完成させた天下一品秘伝の製法にかかると深い味わいの、どこにも真似できない美味しいスープが客足を途切れさせない理由になっています。

餃子の王将は、全店で1日に餃子を130万個も売りさばくという抜群の販売力をもつ大人気のラーメンチェーン店です。その餃子は低価格を保っており、庶民の味として人気を集めています。餡は国産フレッシュポーク、キャベツ、ニラなどを主原料とし、皮には最高級の小麦粉を使用しています。1日に販売する分だけを、京都、千葉、福岡にある工場で毎日製造して店舗へ配送し、店舗で1つひとつ包み、特製の鉄板で焼き上げてアツアツの餃子を提供しています。また、メニューが豊富で、ラーメンチェーン店の枠を超えてファミレス化していることから、ファミリーにおすすめのブランドへと変貌しつつある点が人気です。

蒙古タンメン中本は、セブンイレブンとタイアップしたカップラーメンで一躍有名になった人気ラーメンチェーン店です。昭和43年の開店以来、中本のラーメンは学生を中心に愛され続けてきました、開店から50年余り、ただ辛いだけではなく、辛さの中に旨味があることで話題となり、辛旨ラーメンを中心に多くのファンの獲得に成功しています。まるでやみつきになるような蒙古タンメン中本のラーメンを求めて、今日も行列を作っているおすすめのラーメンチェーン店です。

一蘭といえば、カウンターの仕切りがあることで有名で、この仕切りがあるおかげで女性の1人客が増えたという話は有名です。そして最大の特徴は最後の瞬間まで温度管理がなされているという点です。ラーメンが最もおいしく感じることができる温度バランスになるように各食材、備品の温度管理を徹底しています。さらに赤い秘伝のタレ、臭みのないとんこつスープ、味集中のカウンター、味を細かく指定できるオーダー用紙、声を出さずに替え玉注文ができるなど、気配りが素晴らしい人気のラーメンチェーン店です。

一風堂は創業以来、日本に新たなラーメン文化を築いてきた人気ラーメンチェーン店です。京都の老舗を思わせる木製の看板と手染めの暖簾が特徴で、木工彫刻家のアトリエのようなウッディな内装はラーメン店では珍しい外装です。人気メニューの白丸元味、赤丸新味は現在でも主力メニューで、1997年のテレビチャンピオンラーメン職人選手権でチャンピオンに輝いたことで人気に火がつきました。その後もチャンピオンの座を守り続け、2016年にはフランスはパリに1号店を出店するなど海外進出を果たしています。

幸楽苑は、福島県郡山市の本部置くラーメンチェーン店です。創業は1970年で、時代や地域の変化にあわせて、トランスフォームする点が特徴です。東日本では野菜にこだわる健康志向メニュー、千葉県と神奈川県では多様性をコンセプトにフードコート業態である幸楽苑エクセレントを展開、また、地域性を重視したメニューや味の展開については、日本全国を北海道、東北・関東、中京・関西、中国、北陸、四国の6地区に分け、地域の食の文化（味わい）を研究し、地域に根差した店作りに取り組んでいる点が人気の秘訣です。

ラーメンチェーン店人気おすすめランキングTOP30を紹介しました。日本全国に様々なラーメンチェーン店が展開していますが、それぞれ独自の店舗展開があり、非常に興味深いものになっています。たくさんのラーメン店を訪れて、自分だけのラーメンチェーン店ランキングを作ってみるのもよいかもしれません。