テマリ、カンクロウ、我愛羅の実の父であり、加瑠羅の夫。本名は羅砂（らさ）。

風の国の軍事力縮小の方針の中、妻や息子・我愛羅を犠牲にしてまで里の力の強化を図っていた。息子にまで刺客を差し向けていたことから、親子関係は劣悪だった模様。

砂金を操る血継限界の磁遁の使い手。

霧隠れの里を束ねる長で、五代目 水影。かなりグラマラスかつセクシーな衣装を着ている美女(ちなみに霧隠れ初の女性の影である)。本名は照美（テルミー）メイ。

部下や他里の者でも丁寧な口調で話す礼儀正しい女性であるが、三十路・独身のコンボを煩っているため「結婚」「婚期」「遅れる」「破棄」という類の言葉（その同音異義語にまでも）に過剰に反応して「黙れ殺すぞ」などと脅しをかけることもある。

火遁系、水遁系、土遁系の3つのチャクラ性質を持っており、溶遁と沸遁という二つの血継限界の使い手。

四代目風影の実の息子であり、3つ上に姉のテマリ、1つ上に兄のカンクロウがいる。
出生時、風の国の兵器として「守鶴」(一尾)を憑依させられた人柱力。

本名は我愛羅（があら）。

第四次忍界大戦では前線指揮官として赴き、依然として心を一つにさせられない他里の忍達を説き伏せて導くなど、若くして高いカリスマ性を見せ、穢土転生して再会した父親との確執を乗り越え、大戦終結のために貢献した。

五影会談における雷影の護衛を務めた人物で、口癖は「ダルい」と「すみません」。
名前の通り、いつもダルそうにしている色黒の男で、四代目雷影・エーの暑苦しさにダルくなる時もある。

第四次忍界大戦では第1部隊の隊長に任命され、穢土転生で蘇生された金角・銀角と戦闘。銀角を封印することに成功し、マブイによって送られた「琥珀の浄瓶」とシカマル達第十班の連携により金角も封印し勝利した。

霧隠れの里の抜け忍。霧の忍刀七人衆の一人で、「霧隠れの怪人」「尾の無い尾獣」と呼ばれる。水の国の大名殺し、国家破壊工作などの重罪を犯し、里を抜けた。

相方であるうちはイタチに従順だが、どういう理由があって従っていたのかは定かではない。

愛刀は大刀・鮫肌で、斬って使用するのではなく、チャクラを削り食らう使い方をする。
自らの意思を持っており、自身が気に入った存在しか使用者として認めない。
なお、鬼鮫は前任者の七人衆・西瓜山河豚鬼を殺して鮫肌を入手。

相手のチャクラを自分のチャクラに還元する能力を持ち、鮫肌の能力と合わせて膨大なチャクラ量を有するため、霧隠れでは「尾の無い尾獣」とも呼ばれていた。

うちはマダラの弟にあたる人物。

幼少の頃から兄のマダラと切磋琢磨する関係で、その力を高めあっていた。
その結果兄弟共々に写輪眼、万華鏡写輪眼に開眼し、その力を以って兄とともに一族を束ねる立場となった。

イタチは『マダラがイズナの眼を力ずくで奪った』と言っていたが、トビ曰く、万華鏡写輪眼の代償としてマダラが視力を失い、一族の滅亡を防ぐため、イズナは迷い無くマダラに両目を差し出し、戦乱の中で命を落としたと語っていた。

しかし、後に明かされた過去では、イズナは千手扉間との交戦で致命傷を受けて敢え無く命を落とし、その死後にマダラが両目を受け継いだ…というのが真相だったようである。

三尾の人柱力であり、尾獣を完全に制御できた数少ない忍。本名は橘やぐら。

子供のような風貌で紫色の瞳を持つ。
鉤爪と緑色の花が付いた長い棒のような武器を背負っている。

見た目は子供だが、実際は大人らしい。ただし、実際の年齢は不明。

四代目水影だが、うちはマダラ（トビ）に裏で操られており、霧隠れの権力は奪われていたのが実態で、霧隠れの里を恐怖政治で支配していた。

まだ洗脳されていた時代の頃、干柿鬼鮫に指示し情報を漏えいして裏切っていた西瓜山河豚鬼抹殺させ、月の目計画を語り鬼鮫を暁へとスカウトしている。

自来也、綱手と共に「伝説の三忍」と呼ばれる人物。元木ノ葉の忍であり、音隠れの里の創設者でもある。

修行時代は自来也、綱手と共に、後に三代目火影となる猿飛ヒルゼンに師事していた。

その実力は忍の域を超えたところもあり、天才忍者はたけカカシですら、対峙した際はその殺気だけで自分の死をイメージしたほど。

三代目土影である、小柄な高齢の老人。「両天秤のオオノキ」の呼び名で知られている。

非常に頑固な性格で、雲隠れなどの他里に対抗するべく暁を利用したこともある。

マダラからは「両天秤の小僧」と子供扱いされているが、かつてマダラと戦い敗れた過去から、このような性格になったという。

少なくとも13歳の頃には「両天秤」の二つ名と塵遁の使い手で知られており、戦闘力・政治力共にとんでもない超天才である。

初代土影・イシカワの孫であり、二代目土影・無の弟子。
黒ツチの祖父で、黄ツチの父である。

四代目雷影の父親であり、四代目雷影と同等またはそれ以上に鍛えられた肉体をしている。

“最強の矛”と呼ばれるほどの破壊力を持つ忍体術「地獄突き」や、“最強の盾”と呼ばれるほどの防御力を持つ雷遁の衣などを駆使して戦う。
さらに並外れたスピードも誇っているので、ナルトから「本当に人間なのか」と疑われた程。

肉弾戦及び物理的な強さは作中でもトップクラスである。

第三班（ガイ班）の担当上忍。
木ノ葉の里一の熱血漢であり、太い眉毛とマッシュルームヘアが特徴の人物。

周りの人間が恥ずかしくなるくらいの熱い根性を持っており、言動・性格は永遠に青春を謳歌する若者そのもの。

しかし、木ノ葉の上忍だけあって時には冷静な状況判断能力や場に応じた対応能力も持ち合わせている。

大蛇丸、綱手と共に、木の葉における伝説の三忍の一人。
ガマブン太などの忍蝦蟇(カエル)と口寄せの契約を結んでいる事から、『ガマ仙人』と呼ばれている。

師匠は三代目火影であり、四代目火影は自身の教え子に当たる。

教え子たちから二人の火影を輩出している事からも分かる通り、育成力も相当ある様子。
三代目の死後にご意見番たちから五代目火影に推薦されるが、本人は辞退した。

木ノ葉の暗部養成部門である「根」の創設者であり、リーダーを務める人物。「忍の闇」の代名詞的存在でもある。顔には大きな傷があり、普段は杖をついて歩いている。

三代目火影の猿飛ヒルゼンとは幼馴染の間柄で、同時にライバルでもあった。

戦闘時は主に風遁系の忍術を扱うが、柱間の細胞が右肩に移植されていることで肉体強化と共に木遁の術も使用できる。
更に、腕に大量に移植した写輪眼の消費によって、うちは一族禁断の瞳術である「イザナギ」も使用可能。

口寄せの術を使い巨大な獏を召還させる事も出来る。

雲隠れの里の夜月一族の忍で、四代目雷影・エーの弟（実弟ではなく、里の風習による呼び名）。体内に八尾を持つ人柱力。

サングラス（ゴーグル？）に筋肉隆々の肉体美というかなり個性的な容姿をしており、独特のラッパー口調で蝶の如く舞い蜂の如く攻撃をし、踊りながら戦うというスタイル。

イロモノに思えるが、正真正銘、かなりの強さを持った人物である。

うずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラたち三人の下忍を指導する上忍師であり、ナルトたちやその同期たち等から『カカシ先生』と呼ばれる。

木ノ葉隠れ屈指の実力者であり、1000種類以上の技を写し取り、自分の技にしてきた。
そのため、“写輪眼のカカシ”又は“コピー忍者”のカカシと呼ばれ、手配書に名前が載るなど他国にも名が知られている。

技をコピーする以外にも、体術、忍術、幻術、頭脳、嗅覚においても超一流クラスの実力があり、忍界一の分析力も有している。

得意な性質変化は雷・水・土の三種だが、写輪眼によって多数の技をコピーしたおかげで、5つ全ての属性の忍術と陰陽遁全て扱えるオールラウンダーとなった。

岩隠れの里の二代目土影で、本名は無（ムウ）。
次代であるオオノキの師であり、二代目水影・鬼灯幻月とは犬猿の仲という人物。

全身が包帯でぐるぐる巻きという風貌で、背中には二本の剣を背負っている。

透明化して自分のチャクラを消す能力を持っている。
得意術は水遁「無塵迷塞」。

性質変化は火遁、土遁、雷遁、風遁、陽遁となっているが、水遁の無塵迷彩を得意技としているあたり、全体的にハイレベルな術の使い手。
『分裂』という、影分身とは全く違う、分身のような自分を生み出す事が出来る術も使える。

木ノ葉隠れの里の抜け忍であり、うちはサスケの実兄である。
うちは一族の中でも抜きんでた実力を持つ者で、幻術の使い手。8歳で写輪眼を開眼、10歳で中忍に昇格している。13歳の時には暗部の部隊長を務めていた。

うちは一族を皆殺しにして（弟のサスケだけは生かしている）里を抜けたことで、諸悪の根源のような思われ方をしていたが、物語の終盤にて実はすべてを背負った上でサスケを守るために行ったことであったことが明かされた。

伝説の三忍と呼ばれた大蛇丸の側近。
音隠れの里のスパイ兼医療忍者で、大蛇丸の右腕として暗躍。

もとは木ノ葉隠れの里の暗部『根』に属しており、9歳ごろから五大国を渡り歩くスパイとして活動していた。

性質変化は風遁・水遁・土遁と陰陽遁。

大蛇丸亡き後に彼の細胞を移植してから、すさまじいまでのパワーアップをする。
その力を完全に制御することで地力が高まり、大蛇丸が改造した穢土転生の術をさらに改造強化して習得に成功。
さらに強靭となった肉体を活かし、仙術の修行を積むことで蛇の仙人モードを会得。
音隠れで手にした音の五人衆や大蛇丸の力に仙術の力を加えることで、恐るべき戦闘能力を身につけた。

二代目火影・千手扉間の弟子であり、木ノ葉丸の祖父であり、猿飛アスマの父親という人物。

“猿飛一族最強”と謳われ、のちのうちは一族最後の末裔の名前の由来にもなった猿飛サスケの嫡子である。

波風ミナトが四代目火影に就任したことで一度その座を降りたが、後の九尾の襲来事件においてミナトが殉職したことで、再び三代目として火影の任に就いていた。

ナルトが四代目火影の息子である事を知る者の一人で、九尾の人柱力としての宿命を背負うナルトの未来を誰よりも案じていた人物でもある。

伝説の三忍である綱手、自来也、大蛇丸を弟子に持ち、血継限界こそ使えないものの、五大性質変化は基より、秘伝・幻術に至るまで、木ノ葉に存在する全忍術を解き明かしており、「忍の神」「教授（プロフェッサー）」とまで言われた天才忍者。

木ノ葉隠れの四代目火影で、本名は波風ミナト（なみかぜ・みなと）。
主人公・ナルトの父親である。

15年前に暴走した九尾を封印した英雄と呼ばれており、爽やかな風貌をした二枚目キャラ。
九尾封印時に自らの命を代償にした為、物語開始時点で既にこの世を去っていた。

時空間忍術の使い手で、風の性質のチャクラを持つ。大戦時には“木の葉の黄色い閃光”と称されたほど。
得意忍術は「瞬身の術」と、マーキングをつけた場所に飛ぶ「飛雷神の術」。

雨隠れの里の里長で、『暁』の表向きのリーダー。

元々は雨隠れの医者の家に生まれた一般人だが、うずまき一族の血を色濃く引いているため、並外れた生命力を持つ。
また、マダラから輪廻眼を開眼した彼の眼球を移植されている。

輪廻眼による五大性質変化に加え、自来也の指導を歴戦を生き抜いたことで、忍として比較的高い技能を持っている。

しかし、長門本人の肉体はかなり衰弱しており、一人で移動することすら出来ない状態となっていた。
そのため、輪廻眼の能力を使って作り出した『ペイン六道』を遠隔操作して戦闘を行っており、長門自身はペインをコントロールする「外道」を司っている。

初代火影である千手柱間（せんじゅはしらま）の実弟で、本名は千手扉間（せんじゅとびらま）。猿飛ヒルゼンと志村ダンゾウは彼の直属の部下で弟子である。

飛雷神の術を筆頭とした時空間忍術に長けていた他、水遁系の術と剣術も得意とし、また、影分身や穢土転生など数多の術の開発を行いそれらを禁術に指定している。

雲隠れの里と和平協定を結ぼうとするが、会談時にクーデターを起こした金角・銀角兄弟により二代目雷影共々殺害されてしまった。

うちは一族出身の中忍で、波風ミナトを上忍師とするミナト班の一員。
チーム全体の仲は良好だが、カカシとは性格の違いから気が合わず、よく喧嘩をしていた仲である。

仲間想いの熱い心の持ち主だが、エリートのうちは一族でありながらも未だに写輪眼を開眼出来ていないことなどがコンプレックスとなり、ある意味嫉妬してカカシに食ってかかっていた様子。

ゴーグルを着用し、目薬を常に持ち歩いているが、それはいつか開眼する写輪眼のためとのこと。

主人公・うずまきナルトの親友にして宿敵ともいえるほどの存在。
三大瞳術の一つであり、一族特有の瞳術である写輪眼を受け継ぐ、木ノ葉で最も強いとされる「うちは一族」の末裔。
後に大筒木インドラの転生者であることを六道仙人から知らされることになる。

性質変化は「火」と「雷」。
父・フガクから「火遁・豪火球の術」を教わり、はたけカカシからは「千鳥」を伝授された。
後に、火遁と雷遁を組み合わせることで発動する一撃必殺の術「麒麟」を完成させることになる。

本作品の主人公。
火の国・木ノ葉隠れの里に暮らす忍者で、うちはサスケ、春野サクラと共にはたけカカシ率いる第7班に配属された。

生まれた時、尾獣をトビに奪われないようにと父である四代目火影の手によって九尾の妖狐を封印され、新たな人柱力となる。
体内に九尾が封印されていることで、幼い頃から迫害を受けていた。

実は六道仙人の二人の息子の内、弟の大筒木アシュラの転生体であることが、後に明らかに。