続いて第29位にランクインしたのはこちらも御庭番衆、警護担当の式尉（しきじょう）です。

本丸警護方の上位隠密で、身長195cm、体重100kgとこちらも大柄な体格。

元々は薩摩藩の隠密だったが、城内の調査のために江戸城に侵入した際に当時まだ13歳だった蒼紫に倒され、それを機に御庭番衆に入る。

元々筋力に恵まれており、それを御庭番衆に伝わる秘薬によって強化した体が武器。

般若が剣心に敗れた後で左之助と対決。
秘薬による強化をすれば自分以上に強くなれると左之助を勧誘するが、拒否され、脳天に強烈な拳打を打ち込まれて敗北。
その後、蒼紫を観柳の回転式機関砲（ガトリングガン）から守るため、自分の身体を盾にして庇い、戦死した。

技らしい技はないが、頭突きによる攻撃を主体としていた模様。

続いて第28位にランクインしたキャラクターは、東谷上下エ門（ひがしだに ・かみしもえもん）というキャラクター。

名前が上下と書いてあって謎なのですが（笑）、実はこちらは左之助のお父さん。

身長172cm、体重65kg。趣味が喧嘩と煙草という、昔ながらのガンコオヤジといった風。

妻の菜々芽（ななめ）は2年前に他界し、男手一つで娘と息子を養っている。
大根を栽培する農家だったが、宿場一帯を支配するヤクザに畑を潰され、今は編み笠を作って家計を支えている。

喧嘩は人一倍強く、左之助を投げ飛ばすほどの実力の持ち主。

続いてランクインしたキャラクターは、いかにも悪そうな顔立ちの武田観柳。

裏社会で新型阿片『蜘蛛の巣（くものす）』の密売を行っていた、悪徳実業家。医師と結託して阿片を売り捌いていたが、仲間割れにより医師を殺害してしまう。
そこでその医師の助手をしていた高荷恵を阿片生産のために拉致監禁していた。
役に立たない部下は躊躇なく始末するなど、本性は卑劣かつ狡猾。感情が入った途端に罵詈雑言を浴びせて過激な暴力を振るう。

剣心たちが屋敷に乗り込んで来た際には回転式機関砲（ガトリングガン）を持ち出して、剣心たちを皆殺しにしようと銃撃を浴びせたが、御庭番衆が盾となっている間に弾切れとなり、その隙を突いた剣心の怒りの一撃で倒された後、警官隊に逮捕された。

続いて第26位にランクインしたキャラクターは、東の御庭番衆と並ぶ、幕府直属の西の暗殺集団・闇乃武（やみのぶ）のメンバーである辰巳（たつみ）です。

闇乃武のリーダーであり、術式無敵流の使い手。
結界の森では術式無敵流に加えて老獪な策略を駆使し、抜刀斎を苦しめたものの、斬殺される。

続いて第25位にランクインしたキャラクターは、榊 東馬（さかき・とうま）です。

要人を暗殺する剣客集団・神風隊（じんぷうたい）の隊長。
明治の世になってもなお、自らの剣で道を切り開こうと凶剣を振るっていた。

剣心との最初の対峙では、剣心の首元に薄皮一枚程度であるが傷を負わせている。この際、佐々木平八郎は「剣心より上」と称した。

後に山県有朋を暗殺しようとするが剣心に阻まれる。その後の剣心との対決で自らが編み出した剣・「紫電連牙の太刀」を出すが、見切られ敗れる。自身の命運が尽きたことに絶望し、自害しようとするが佐々木平八郎に諭され、警察に連行される。

続いて第24位にランクインしたキャラクターは、雪代縁の武器組織の一員である呉 黒星（ウー・ヘイシン）です。

身長155cm、体重48kg、上海出身。

黒服に身を包んでいるおかっぱ頭の男性。
上海マフィアで、雪代縁の副官でもある。

武術などの心得は無いが、性格は周到かつ緻密。隠し持っていた二挺拳銃で剣心を不意打ちし、薫まで射殺しようとしたため、縁に阻まれ殺されかけたが、剣心によって止められたため生存。

続いて第23位にランクインしたキャラクターは、乙和瓢湖（おとわ・ひょうこ）です。

緋村剣心（抜刀斎）への復讐のために集結した“六人の同志”の一人で、「人間暗器」とまで言われる、全身に13種の暗器を仕込んだ男性。

外見は細身で長髪、さらに化粧もしているため、左之助からは「オカマモドキ」呼ばわりされた。

友人の中条（闇乃武のオカッパ頭の刺客）を抜刀斎に討たれており、その復讐を口実に参加。しかしその実は自らの創り出した暗器により人を殺傷する名目が欲しかったからである。

神谷道場襲撃時には明神弥彦と闘うが、勝負を焦りすぎて弥彦の突きを喉に受け敗北。

続いて第22位にランクインしたキャラクターは、密偵方の上位隠密である般若（はんにゃ）。

幼少時代に口減らしのために親に殺されかけ、生き残って放浪していたところを蒼紫に救われた過去を持つ。
密偵方だけあって第一の任務は諜報工作であり、いかなる顔にも変装できるよう、自ら顔面に徹底的な改造を施している。
素顔はまるでゾンビのようなグロテスクな外見だが、本人いわく「変装には便利だから気に入っている」とのこと。

密偵方であると同時に「御庭番式拳法」の達人で、伸腕の術に加えて鉤爪を使うなど戦闘技術にも長けている。

伸腕の術が破られた後は鉤爪で立ち向かうが剣心の一刀には及ばず敗北。

続いて第21位にランクインしたキャラクターは、通称『翁（おきな）』こと柏崎念至（かしわざき・ねんじ）です。
劇中では一貫して翁と呼ばれていました。

普段は料亭兼旅籠「葵屋（あおいや）」を営む好々爺だが、志々雄一派と対立する剣心に対して強引に協力を約束するなど、時に我が儘な一面も見せる。

かつては“御庭番衆最恐”と呼ばれていて、志々雄一派の隠密部隊の手に釘と蝋燭を突き刺し拷問するなど、普段の顔の裏には歴戦の忍らしい恐るべき残忍性を隠し持つお方。

戦闘においても先代御頭と互角に戦えた実力の持ち主で、蒼紫との戦いでも二本のトンファーを駆使して優位に立つなど、かなりの手練れです。

続いて第20位にランクインしたキャラクターは、鯨波兵庫（くじらなみ・ひょうご）です。

戊辰戦争で幕府方の武士として抜刀斎と戦い、その際に抜刀斎の『龍翔閃』を喰らって右腕を失う。

本来は誇り高い武人であり根は善人であるが、抜刀斎のこととなると一変し、無関係の人間を巻き込んで攻撃するなど、復讐の鬼となる。

戦闘では失った右腕の部分に武器を接続して闘うスタイルで、巨大な体から生み出される怪力と砲撃の破壊力は脅威的。

続いて第19位にランクインしたキャラクターは、無敵鉄甲こと戌亥番神（いぬい・ばんじん）です。

「術式無敵流」を継承する武道家で、師匠の仇討ちを名目に、無敵流を継承する自分のプライドを満足させたい格闘バカな男。
剣心のことは特に怨んでいないが何も考えず暴れたがる傾向があり、左之助からもバカ呼ばわりされる。

しかし、術式無敵流に加え、腕には「無敵鉄甲」と呼ぶ手甲を身に付け、軍や警察の部隊を一瞬で壊滅させるほどの戦闘力の持ち主。

神谷道場で左之助と戦い、数々の技で追い詰めたものの、二重の極みを受けて敗北した。

続いて第18位にランクインしたキャラクターは、上海マフィアの一人、四星
スーシン）です。
呉黒星に仕えている4つ子の護衛で、「4人が揃えば縁と互角に戦える」と黒星は語っている。

黒星から護衛の任を解かれると、本気で戦う「四神」（読みは同じくスーシン）となり、その正体は、伝説の神獣を模した武器と闘法を極めた武人たちである。

大陸の裏社会では最強レベルの実力を誇るが、斎藤、蒼紫、左之助、弥彦の前に敗れ去った。

続いて第17位にランクインしたキャラクターは、長い腕が特徴の八ツ目無名異（やつめ・むみょうい）です。

身長210cmで体重は85kgと細身の体格。

越後の佐渡金山で活動する金掘り衆の一族の男。

人体精製を施された身体を戦闘に活かせることを証明するために闇乃武に加わった。
一族の秘伝により常人の倍もある腕と、両手につけた鉤爪を駆使して剣心と闘ったが、右手を脇差で貫かれて敗れる。