人見知りの人は、まずは周囲の意見や評価がどうなのか、ということを真っ先に考えて行動します。「周りに被害が及ばないか」「不利益な事態にならないか」を常に意識して自分の行動を判断しています。周囲の評価や意見をまとめたものを優先しているので、自分の意見はありません。

人見知りの人は、直接会話をする電話が苦手です。便利なコミュニケーションアプリ「ライン」やメールを使って、主な内容は伝えています。直接会って話す必要もないので、人見知りの人にとっては最高のツールです。最近では電話は苦手な若者も増えているようですね。電話なんてする必要もなくなってきています。

人前で自分をさらけ出すことに不安と抵抗があるので、心の底から本気で笑うことができない人が多いです。ほほ笑んだり笑みを見せたりしますが、自分が本当に笑っているのは家族だけなんてことも。愛想笑いがとても多くなってしまうこともあるでしょう。神経をすり減らしますね。

人見知りの人は、自分の意見はあるものの、それを主張する勇気がないので、他の人の意見に流されてしまいます。仮に自分の意見でその場がギクシャクしたり、反感をかってしまったりすることを避けるために、穏便にその場を終わらせることを最優先にしています。自信がないのもひとつの理由です。

人見知りの人は、一度心にダメージを受けてしまうと、いつまでもそのことを引きずって回復までには相当な時間がかかります。周りからちょっとした指摘をされたり、上司から強めの言葉を受けてしまったりすると、いつまでも落ち込んでしまいます。それが怖くて余計に引っ込み思案になってしまうようです。

人見知りの人は、自分の会話はあまり周囲の人には聞かれたくなく、基本自信がないので、小声の人が多いです。場合によっては「もっとハキハキ話して！」と注意されたり、「元気がないな、体調悪いの？」と勘違いされることも・・・。声は迷惑にならないように適度に出さないといけませんね。

人見知りの人は、ポジティブな思考ではなく、悪い方悪い方に考えを持っていくマイナスな思考の人が多いです。マイナス思考で失敗した経験をなかなか糧に変えることができない性格でもあります。失敗したことをいつまでもループして悩んでしまうことが多く、切り替えるのが苦手なのです。

人見知りの人は、なかなか相手に心を許しません。警戒心がとても強いのです。しかし、１度、心を許した相手には自分を積極的に見せることができます。家族や親友などですね。友人関係も、狭く深くなので、あまり多くの人に親しく接することもないでしょう。

人見知りの人は、「次に、◯◯って話をしたら、相手は不快になるかな？」などと、嫌われることを極度に恐れています。そのため、なかなか思っていることを口に出せず、「そうですか。」「はい。」など、当たり障りのない返答をしてしまい、会話を続けることができません。

人見知りの人は、とても警戒心が強いので、相手は、信用できる人なのかと見極める時間も必要で、相手の人に慣れる時間も人より時間がかかってしまいます。そのため心を開くのにも時間がかかりますし、一生心を開かない相手も多いです。苦手な人には極力関わらないようにします。