
芥川賞の歴代作家一覧!人気ランキングTOP50【2025最新版】
特に読書が趣味というわけではなくとも、ふとした瞬間に小説を読みたくなるときもありますよね。そこで今回は、芥川賞の歴代作家50人を人気ランキング形式でまとめた一覧をご紹介します。
東京大学と並ぶ名門、京都大学を卒業している平野啓一郎さん。1998年に小説家としての活動を開始し、著書「日蝕」で芥川賞を受賞しています。
小説家としてのデビュー作である「限りなく透明に近いブルー」でいきなり芥川賞を獲得した村上龍さん。自身が監督を務めた映画版も公開されており、三田村邦彦さんやピーターさんなど、現在も活躍中の俳優たちが出演していました。
小説家であり映画監督でもあるため、テレビ出演することも珍しくありません。CM出演などのタレント活動も行っており、現在もセイコーエプソンのCMに出演しています。
また、作品は映像化に留まらず、テレビゲーム化も果たしたことも話題になりました。ゲーム化したのは、著書「五分後の世界」であり、村上龍さんも監修として制作に参加しています。
歴代の東京都知事は、不祥事によるバッシングを巻き起こしたり、問題発言によって評価を落とすなど、物議を醸すことも珍しくありません。特に何度も炎上騒動を起こしてきた石原慎太郎さんは、震災は人間への天罰と発言したり、隠し子が発覚するなど、東京都知事として相応しくない言動を繰り返すことでも有名でした。
人間としての常識が欠如している可能性もありますが、政治家、小説家としての才能は確かなもの。1956年の小説デビュー作となった「太陽の季節」は、いきなり芥川賞を受賞しているのです。また、同作の映画版で弟の石原裕次郎さんをデビューさせており、石原プロモーションの礎をなりました。
「狼なんかこわくない」、「ぼくが猫語を話せるわけ」、「白鳥の歌なんか聞えない」などの作品で知られる庄司薫さんは、著書「赤頭巾ちゃん気をつけて」で芥川賞を受賞しました。同作は160万部を売り上げ、ベストセラーとなりました。
2004年に文學界新人賞を受賞し、小説家としてデビューすることとなった文學界新人賞さん。著書「乙女の密告」で芥川賞を受賞しています。その後も作品を発表していましたが、2017年に肺炎によって他界されました。
2002年に芥川賞を受賞した長嶋有さんは、「ブルボン小林」という、もうひとつの名義があります。小説家として発売した作品もおすすめですが、ブルボン小林名義では、ゲーム関係のコラムを発表するなど、ポピュラーな内容になっています。
長嶋有さんの小説作品を読み疲れたら、ブルボン小林名義のコラムを読んで休憩するのもありでしょう。
漫画の編集者として勤務していた頃、海燕新人文学賞を獲得したことで小説家となった藤野千夜さん。1999年の著書「恋の休日」の芥川賞の候補に留まりましたが、2000年に発表した「夏の約束」が評価され、芥川賞の受賞に成功しました。
2008年の著書「時が滲む朝」で芥川賞を受賞した楊逸さんは、中国で生まれ、中国で育った生粋の中国人です。日本の文化に魅了されたことで文学にも興味を持ち、そして小説家としての才能を開花させました。
2012年に国籍を日本に移し、現在は日本大学芸術学部文芸学科などの大学で講師も務めています。
正統派の文学女子と思わせるルックスも魅力的な津村記久子さん。太宰治賞、野間文芸新人賞、咲くやこの花賞などを受賞した実力派で、2009年の著書「ポトスライムの舟」で芥川賞を受賞しています。
芥川賞の歴代作家おすすめランキングTOP30-21
文藝賞、三島由紀夫賞、野間文芸新人賞など、有名な賞を数多く獲得してきた鹿島田真希さん。2012年の著書「冥土めぐり」も、芥川賞という国内最大クラスの賞を受賞しており、どの作品も安心して楽しむことができるだけのクオリティーに仕上がっています。
作品の全てが荒廃的で、SF映画が好きな人に特にオススメなのが吉村萬壱さんの作品です。特に人気の代表作「ハリガネムシ」は、129回目の芥川賞を受賞した作品であり、2016年に島清恋愛文学賞を受賞した「臣女」も合わせてオススメします。
2000年の著書が九州芸術祭文学賞に選ばれたことで、小説家としてのデビューを果たした大道珠貴さん。2003年に発売した代表作「しょっぱいドライブ」が芥川賞を受賞したことで有名な小説家となり、現在も積極的に作品を発表しています。
生年月日:1952年2月19日
出身地:長崎県佐世保市
職業:小説家、映画監督
最終学歴:武蔵野美術大学造形学部(中退)