
芥川賞の歴代作家一覧!人気ランキングTOP50【2025最新版】
特に読書が趣味というわけではなくとも、ふとした瞬間に小説を読みたくなるときもありますよね。そこで今回は、芥川賞の歴代作家50人を人気ランキング形式でまとめた一覧をご紹介します。
芥川賞の歴代受賞者一覧
芥川賞の歴代作家おすすめランキングTOP50-41
阿部和重さんは、2005年の著書「グランド・フィナーレ」で芥川賞を受賞しました。映画評論家だからこその表現も含まれており、映画が好きな人にオススメの芥川賞作家です。
若い頃は、相当ヤンチャだったという花村萬月さん。小学生の頃から悪いことばかり起こし、高校もたった3日で喧嘩によって退学になっています。その後は17歳で女性にたかる生活を送るなど、同性が見ても決して見習えない人生を送っていたそうです。
小説家の才能には恵まれていたようで、同棲していた女性のお金で出かけた北海道旅行を綴った旅行記が注目されたことで小説家を目指すきっかけになったそうです。1989年に小説すばる新人賞、1998年に吉川英治文学新人賞、そして、1998年の著書「ゲルマニウムの夜」で芥川賞を受賞しました。
あまり小説家らしくない外見でも世間を驚かせているモブ・ノリオさん。実の祖母が他界したことで書き下ろすこととなった作品「介護入門」が、第131芥川賞を受賞しました。
早稲田大学に在学していた頃から執筆活動をしていた伊藤たかみさんは、その当時の作品「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で文藝賞を受賞したことで小説家デビューを果たしました。2006年の著書「ぎぶそん」では坪田譲治文学賞に選ばれ、同年に発表した作品「八月の路上に捨てる」では135回目の芥川賞に輝きました。
「沖で待つ」が代表作で知られる絲山秋子さんは、同作で芥川賞を受賞しました。他にも「イッツ・オンリー・トーク」が文學界新人賞を受賞したり、「海の仙人」が芸術選奨文部科学大臣新人賞に選ばれるなど、多くの賞を獲得しています。
青来有一さんは、2001年に発表した著書「聖水」が芥川賞を受賞したことで、小説家として広く知られるようになりました。これまでの作品は全て受賞候補で止まっていたため、芥川賞を受賞した瞬間、青来有一さんも感無量だったはずです。
現在も執筆活動を続けている傍ら、長崎原爆資料館の館長も務めています。
アガサ・クリスティーさんの推理小説が小さい頃から大好きだった青山七恵さんは、東京の旅行会社に入社後、小説家としてもほぼ同時にデビューしました。芥川賞を受賞した「ひとり日和」や、文藝賞受賞の「窓の灯」などが特に人気が高いですね。
現在は、群像新人文学賞選考委員も担当しており、文学業界において重要なポジションを担っています。
長野県の高校を卒業後、東京の会社に勤務していた丸山健二さん。執筆活動も並行して行い、23歳という若さで芥川賞を受賞しました。
受賞作品「夏の流れ」をはじめ、「雨のドラゴン」、「月に泣く」などの作品も多大な評価を得ています。現在は執筆活動の傍ら、丸山健二塾を開講し、後進の指導に当たっているようです。
小学生の頃から1週間で10冊もの本を読んでいたという諏訪哲史さん。著書「アサッテの人」が芥川賞、群像新人文学賞などを受賞しています。
松浦寿輝さんは、著書「花腐し」で芥川賞を受賞し、吉田秀和賞、三島由紀夫賞、芸術選奨文部大臣賞評論等部門などにも輝いたベテランの小説家です。現在も積極的に執筆を続けており、比較的新しい作品「名誉と恍惚」も、谷崎潤一郎賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞などに輝くほどの評価を得ました。
生年月日:1968年9月23日
出身地:山形県東根市神町
職業:小説家
最終学歴:日本映画学校