
直木賞の歴代作家一覧!おすすめランキングTOP50【最新版】
あまり本を読まない人でも、ドラマ化や映画化がアナウンスされると、原作の小説をチェックしたくなるものです。この記事では、これまで直木賞を受賞した歴代作家たち一覧をランキング形式でご紹介します。
スポンサードリンク乃南アサさんは、デビュー作がいきなり日本推理サスペンス大賞優秀作に選ばれた、ミステリー小説の女王ともいえる小説家です。「凍える牙」で直木賞作家となり、その後も中央公論文芸賞などの受賞しています。
同作は2度もテレビドラマ化を果たしており、2001年版は天海祐希さんが主演を演じ、2010年版は木村佳乃さんが主演に抜擢されました。特に2010年版は、当時からテレビ離れが深刻だと言われていたものの、約17%もの高視聴率を叩き出しました。
作風は「名探偵コナン」などのカジュアルな作品ではありませんが、コミックよりも硬派なミステリー作品をお求めなら、乃南アサさんの小説をチェックしてみましょう。
なかにし礼さんは、現在の中国にあたる満州国出身の小説家です。幼少期は日本で生活しており、その頃は波乱万丈な人生を送っていたことも公表しています。
「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞し、吉永小百合さんの映画版が公開され、興行収入11億円もの成功を収めました。映画版の評価も高いので、小説を読む前に、映画版を先に視聴するのもオススメです。
日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞などを受賞し、冒険小説の第一人者として知られる船戸与一さん。「虹の谷の五月」で直木賞を受賞していますが、「神話の果て」などのミステリー作品も人気がありますね。
スパイ映画や推理小説など、非現実的な作品が好きな人にオススメの直木賞作家です。
独特なオーラを放つ江國香織さんは、2004年の著書「号泣する準備はできていた」で直木賞を受賞しました。特にオススメの作品は、複雑な愛を描いたラブストーリー「きらきらひかる」です。同名のテレビドラマとは全くの別物ですが、少々不思議な恋愛物語になっており、ハートフルな作品が苦手な人こそ好きになれる作品でしょう。
また、もうひとつの代表作「東京タワー」も、岡田准一さん主演映画として実写化しています。不倫という禁断の恋を描いた作品となっているため賛否両論ありますが、夫との関係に悩む女性なら、この作品にも共感してしまうかもしれません。
2001年に直木賞を受賞した唯川恵さんは、「ツインハート抱きしめて」などの若者向けの作品から、「今夜は心だけ抱いて」などの大人な作品など幅広い作品を手掛けてきました。
多くの作品がテレビドラマ化を果たしており、2011年には、「病む月」に収録されている「川面を滑る風」のテレビアニメ版も放送されました。直木賞を受賞した作品、「肩ごしの恋人」もオススメですが、幅広い唯川恵さんの作品を調べていけば、必ず他に好みの作品が見つかるはずです。
小説家であると同時に、エッセイストとしても活動中の中島京子さん。泉鏡花文学賞、中央公論文芸賞などを受賞し、2010年に「小さいおうち」で直木賞を受賞しています。
戦争中の日本を舞台にした作品になっており、現代劇ではない作品や恋愛映画が好きな人にオススメの作品となっています。また、2014年に松たか子さん主演の映画版が公開されており、国内外で高い評価を得ました。同映画に出演していた黒木華さんが、ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞に選ばれるなどの盛り上がりも見せました。
恋愛小説を主に手掛けている村山由佳さんは、「星々の舟」で直木賞作家となりました。代表作「天使の卵-エンジェルス・エッグ」は、ミリオンセラーとなるほどのヒット作であり、市原隼人さん、小西真奈美さんらが出演した映画版も公開されました。
原作は1994年の作品ですが、少女漫画や恋愛をテーマにしたテレビドラマが好きな女性にオススメです。
「ウエンカムイの爪」で1997年に小説家デビューを果たした熊谷達也さんは、「邂逅の森」で直木賞と山本周五郎賞を二重で受賞した、初の小説家としても知られています。
正統派の小説家に見える外見ですが、意外なことにロックミュージックを好んでおり、自身もロックバンドのギタリストとしても活動しているそうです。
直木賞の歴代作家おすすめランキングTOP20-11
美しいルックスも世間から注目された山田詠美さん。1987年の著書「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で直木賞を受賞した小説家としても有名です。
恋愛小説を得意としており、平林たい子文学賞、女流文学賞、泉鏡花文学賞などの賞も受賞しています。
「空中庭園」、「八日目の蝉」など、多くの作品が映画化、テレビドラマ化を果たしてきた角田光代さん。2005年に「対岸の彼女」が直木賞を受賞しており、夏川結衣さん主演のテレビドラマ版も放送されました。
「東洲しゃらくさし」で小説家デビューを果たした松井今朝子さんは、デビュー作と同じ2007年に発表した「吉原手引草」で直木賞を受賞しました。疾走した遊女の行方を巡る物語となっており、ミステリーが大好きな人にはたまらない作品となっているでしょう。
浅田次郎さんは、1997年の書籍「鉄道員」が大ヒットし、直木賞を受賞しました。同作は高倉健さんの主演映画版が興行収入20億円を記録するほどの結果を残しています。
また、後に放送されたテレビドラマ版も、原作小説とは違った結末を迎えるものの高い支持を得ました。テレビドラマ版には、亡くなられたいかりや長介さんも出演しており、生前に披露してくれたいかりや長介さんの活躍が見たい人にもオススメのテレビドラマとなっています。
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生年月日:1938年9月2日
出身地:満州国牡丹江省牡丹江市
職業:小説家
最終学歴:立教大学文学部仏文科