
直木賞の歴代作家一覧!おすすめランキングTOP50【最新版】
あまり本を読まない人でも、ドラマ化や映画化がアナウンスされると、原作の小説をチェックしたくなるものです。この記事では、これまで直木賞を受賞した歴代作家たち一覧をランキング形式でご紹介します。
小学校の頃から本を読むことが大好きだった芦原すなおさんは、大学講師を務めていた頃から執筆活動を始めました。直木賞を受賞した名作「青春デンデケデケデケ」は、映画、舞台、コミックなど幅広いメディアミックス展開がされた作品です。
若者向けの作風となっているため、小説よりもコミックが好きな人、堅苦しい作品が苦手な人も楽しめるでしょう。
サスペンス小説が好きな人なら、高村薫さんを知らない人はまずいないのではないでしょうか。日本推理サスペンス大賞、日本推理作家協会賞長編部門、咲くやこの花賞などを獲得したほどの巨匠で、「マークスの山」で直木賞も受賞しています。
萩原聖人さんの主演映画として実写化しているのですが、バイオレンス描写も目立つため、視聴の際は注意が必要です。
大沢在昌さんは、小説推理新人賞、日本推理作家協会賞などを受賞し、推理小説が特に人気の小説家です。1993年の作品「新宿鮫無間人形」で、直木賞を受賞しています。
著書「子育てごっこ」が評価されたことで直木賞作家となった三好京三さんは、同作で文學界新人賞も獲得しています。作品以上に養女とのスキャンダルが問題となり、それが原因で活動規模も縮小してしまいました。
宮尾登美子さんは、53歳の頃に「一絃の琴」で直木賞を受賞しました。この作品は江戸時代の幕末を舞台にしており、同じ時代を舞台にしたドラマやアニメが好きな人にオススメです。
主に海外の歴史小説を手掛けてきた佐藤賢一さんは、1991年に「王妃の離婚」で直木賞を受賞しました。硬派な洋画が好きな人にもオススメですが、ファンタジーがテーマのテレビゲームが好きな人も、佐藤賢一さんの作品を楽しめるでしょう。
小池真理子さんは、「恋」、「妻の女友達」などの恋愛小説も有名な直木賞作家です。ホラー小説も得意としており、「水無月の墓」は、海外のホラー映画が好きな人でも背筋がゾクッとするほどの恐怖を感じられるでしょう。
著書「赤目四十八瀧心中未遂」が直木賞を受賞し、芸術選奨新人賞、三島由紀夫賞なども受賞してきた車谷長吉さん。同作は映画版も公開されており、大西滝次郎さん、寺島しのぶさん、そして俳優としての出演は大変貴重な内田裕也さんも活躍しています。
藤原伊織さんは、現在も大手広告企業として有名な電通に務めていたこともある直木賞作家です。代表作「テロリストのパラソル」は、萩原健一さん主演のテレビドラマ化を果たすほどの成功を収め、原作とテレビドラマ共に、ハードボイルドと聞くと無条件で体が痺れてしまう人にオススメします。
小説家としてだけでなく、タレント活動も行っていた野坂昭如さん。「火垂るの墓」、「アメリカひじき」の2作品が直木賞を受賞しています。
特に「火垂るの墓」は、今でもアニメ映画版が語り草になっているほどの強い人気があり、観たことがある人も多いでしょう。スタジオジブリが手がけたものの、あまりに救いのない物語に言葉を失い、戦争への怒りが沸いたという人もいるのではないでしょうか。
この作品を楽しむならアニメ映画版がオススメですが、まだ観たことがない人は、「スタジオジブリ」という先入観は捨てて観るようにしてください。
直木賞の歴代作家おすすめランキングTOP30-21
戸川幸夫さんは、動物との交流をテーマにした小説「高安犬物語」で直木賞を受賞した小説家です。動物小説や児童文学などを手掛けてきたので、子供が居るという人にもピッタリな作品も多く発表してきました。
幼少期は冒険小説が大好きだったという篠田節子さんですが、これまで高評価を得た作品は、ホラーやSFなどの小説が中心となっています。生々しくもコミカルな作風で話題になった作品「女たちのジハード」が、直木賞を受賞しました。
生年月日:1953年2月6日
出身地:大阪府大阪市東住吉区
職業:小説家
最終学歴:国際基督教大学教養学部人文学科