
映画ポケットモンスターの歴代人気ランキング26選と評価【2025最新版】
アニメが放送開始してからもう20年以上が経った『ポケットモンスター』。そんなポケットモンスターは1998年から毎年劇場映画が公開されています。短編を合わせると40作品以上が公開されている歴代のポケットモンスター映画を、評価などの点からランキング形式にしてまとめてみました。
やっぱり難点はCGなんです。アニメーション用と実写用のCGテイストの違いが不満点ではなく、それはそれでいい。むしろ背景はとても良く描かれていた。最大の気持ち悪さは、キャラクターの表情。柔軟性がなく繊細な表現も無いアンドロイド状態。表情の点に関してはディズニー初CG長編の『トイストーリー』にも劣っている。技術は当時よりも進歩しているのに表現できないとなると、アニメーターのせいなのかと思ってしまう。
そのキャラクターの動き自体も不自然なので、今作の見せ場であるポケモン同士の物理的殴り合いでも気持ち悪さが目立つ。「今、なんでやられたの?」と同攻撃されてダメージを受けたのかさえよく分からない。
自分としてはとても懐かしい気持ちになれたので良かったです。すっかり忘れていましたが、開幕にパイレーツ風のトレーナーが出てきて、うまく説明できませんがバトルやトレーナーの服装、フィールドとかが今ではお目にかかれないような懐かしさの塊で嬉しくなりました。
また、大人になって改めて見直すと、子供向けなのに意外と矛盾が少く、内容もコピー(クローン)の存在意義についてなど深いもので思いの外良かったです。あと、クローンとオリジナル同士が殴り合うシーンは今も昔も涙腺を刺激サれました。
第19位・破壊の繭とディアンシー
本作はメレシーの国の王女ディアンシーが、彼女にしか果たせない役割…国の太陽ともいうべきダイヤを作り出すこと…を果たすために、生命のポケモン・ゼルネアスからフェアリーオーラを授かる、というのが、話の中心です。
物語は、ディアンシーによる「国産み(正確には太陽の再生)」という、王族の負う責務と、ケルディオでも描かれた通過儀礼の側面を併せ持ちつつ、一方で、ゼルネアスを対を成す破壊のポケモン・イベルタルとゼルネアスの対峙と、国の存亡とを対比させつつ「破壊と再生」を背景にしていて、ディアンシーの成長とあわせて進行していきます。
このあたりの描写は、ディアンシーとサトシたちとの交流などを通じて描かれていまして、湯山監督のうまさを感じるところです。
今作は期待できると聞いて見てみました。
内容はとても面白く、自分の中ではとても良い作品だったと思います。
ただ、やりたいことを詰め込みすぎた感じが強く少々早足ぎみだった印象がありました。
今年はこの作品を上回る作品を作って欲しいです︎
あとディアンシー可愛かった!!
第18位・ピカチュウのなつやすみ
主人公のサトシをはじめ、人間が登場せず(実際は、顔以外の出演をしている)、ポケモンのみが多数登場する。また、ニャース以外人語を話さず、その他のポケモンは鳴き声やジェスチャー等で意思伝達をする描写を多用した。作品今回もどうぞご覧ください・・
短編映画であるが今回も子供さんたちには喜ぶ作品どと思います・・
第17位・キュレムVS聖剣士 ケルディオ
サトシ達はたまたまケルディオと出会い、ケルディオの成長物語に付き合う事になった、といった役回りなので、出番やポケモンバトルとしては見所が少ないかもしれません。「サトシを中心として、戦うべき敵がいて、ポケモンバトルを繰り返して…というのがポケモン映画だ!」という方にとっては低評価なのかも。
それはそれでひとつの見方ではあるとは思いますが、今回筋が非常にしっかりしていたので、サトシ達の出番が少ない事は、私はさほど気になりませんでした。(少ないって言っても主人公だから出ずっぱりですし)
ロケット団が完全にモブになっていたのは少し驚いたものの、それもやはり今回の筋書きを考えれば、下手に出してしまうとストーリーを乱すだけになっていたと思うので、思い切ったナイス判断だと思いました。
今までの劇場版ポケットモンスターは全て見てきましたが、狙ったかのように史上最小のスケールでした。
いや、別にスケールが小さい事にケチをつけている訳ではないのです。ですが、『超大作』と銘打っておいて、「あるポケモンの通過儀礼にまつわるお話しをしましょう。ちなみに、サトシ達も出てくるよ~」と言われたら「?…世界の命運をかけたような超大作じゃないの?」となりますよね。
しかも、肝心要の主人公であるサトシ達は、ケルディオのサポーターであり、あくまでケルディオの物語のゲストの域を出ません。ロケット団に至っては、ちょろりと最初と終わりに出てくるのみで、物語には絡みもしません(服装を見る限りロケット団の仕事中なのでしょうか?)。様式美なのでしょうが、「何も無理をして出さなくても…」と思ってしまいました。
第16位・ ピチューとピカチュウ
ポケモンおまけ映画は
癒しの作品ですね!
ピチュー兄弟のお話。
みんなで一緒に遊ぶのが
王道ですね!
第15位・裂空の訪問者 デオキシス
ハイテクと神秘が交差するピカチュウザムービー第7弾。
宇宙と言う未知の世界、キッカケ一つで暴走するプログラム、そしてトラウマと新鮮な要素が凝縮され一作品として見事に成立している。
更にレックウザとデオキシス等の戦闘シーンにスローモーションという
演出を加えていたり、隔離された街でのサバイバルや救出劇を描く等の試みも興味深い。
ポケモンが苦手なトオイの葛藤や一生懸命さ、サトシのぶっきら棒ながらトオイの助けになろうとする姿やそれを上手くフォローするタケシ達に
視点を置いて観てみるのも楽しい。
本作が伝えたかったことは
“コンピューター世界の脆さ、そして、恐ろしさ”
と、ポケモンとの友情とかではなく。
将来起こりうる事態を想定したテーマを掲げていた印象。
公開された当時は2004年ですが、今に至るまでスマートフォンやウェアラブルなどコンピューターの技術進化は著しいです。
映画の舞台は近未来都市で、そこに住んでいる人々が誰しもコンピューターに頼りながら生きていました。その代償として、ポケモン(伝説級ではあるが汗)が侵入した途端、脆くも街全体のシステムがダウンしてしまい崩壊してゆく光景がなんともリアル。
第14位・神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
ミュウツーの以前の設定はなかったことにされています。正直最近の子供たちはミュウツーに思い入れなどないでしょうし、設定を一新するのは別にどうでもいいのです。
が、それを差し引いてもゲノセクトとの対峙と邂逅はあまりにも唐突ですし、ゲノセクト達の設定もなんだかうやむやでした。尺が足りないというのが明らかでした。
これならいっそミュウツーを出さずにサトシとゲノセクトとのふれあいややり取りを増やした方がもっとよかった。
最後のミュウツーとゲノセクトが戦って成層圏を抜けるシーンは迫力はありますが、その後いきなり「全員仲間」の一言で解決というのはあまりにもお粗末です。
戦闘のシーンは非常に迫力があり、CGでしか見せられないアトラクション的な良さがあったので非常に残念です。
ミュウツーの逆襲以降ずっとポケモン映画を見てきて、年配ファンとなってしまったなあと今回のミュウツーの再登場で強く実感…。ただし、今回のミュウツーは似ているけれど違う別個体。冷徹で孤独な前作と変わり、演じた高島さんの声も相まってどこか優しさも持ち合わせている女性的なミュウツーである。
この包容力とも言える要素が、今作が提示している「異質をどう受け入れるか」という問題への一つのアンサーではないか。初登場となるゲノセクトは長い時を超えて現代に現れた。全てが自身とは異質であり必死に居場所を求める姿が描かれている。その結果共存とはかけ離れた排他行動に及んでしまうのだが、そんなゲノセクトにミュウツーが、そしてサトシ達がどう接するかに注目してもらいたい。
2019年に公開された本作は、1998年のポケモン映画『劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲』を、フル3DCGでリメイクした作品です。
懐かしのシーンはもちろん、ミュウツーの声を担当したのは第1作で演じられた市村正親さんということで、目頭が熱くなった方も多いのではないでしょうか。
しかし名作のリメイク作品ということで、作品の出来については賛否両論ありました。
フル3DCGにすることで、全体的な映像は綺麗ですが、やはり表情や動きに違和感を感じる方が多かったようです。