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53位:戦争と平和(1869年)

53位:戦争と平和(1869年)

ロシアの大文豪、レフ・トルストイの代表作のひとつである超長編小説。登場人物はなんと驚愕の559人! いや覚えられねーよ……というツッコミは置いておいて、世界の文学史を語る上で絶対に外すことのできない大作であることは間違いないでしょう。

52位:暗夜行路(1921年)

52位:暗夜行路(1921年)

白樺派と呼ばれる作家たちのひとりである志賀直哉の代表作。また本作は志賀直哉が発表した唯一の長編小説としても知られています。徹底的に無駄を省いたシンプルな文章で綴られる物語は、幸福と倫理について深く考えさせられる作品となっています。

51位:地獄変(1919年)

51位:地獄変(1919年)

芥川龍之介の短編小説。平安時代を舞台に、天下一の絵仏師の芸術に対する壮絶すぎる執念を描いた傑作です。地獄を描くために実の娘を火刑に処す……その恐ろしいばかりのエゴイズムを芥川龍之介は見事に描写しつくしました。

50位:ドン・キホーテ(1605年)

50位:ドン・キホーテ(1605年)

スペインの作家、ミゲル・デ・セルバンテスの古典的傑作。本作は自分が騎士だと信じて疑わない狂人の冒険物語であり、聖書の次に多くの人々に読まれた本ともいわれています。

49位:舞姫(1890年)

49位:舞姫(1890年)

森鴎外の代表作のひとつに数えられる恋愛小説。ドイツ帝国に留学した主人公の手記という形をとった文体で構成されており、悲劇的な結末も含めて非常に美しい物語として高い評価を得ています。

48位:星の王子様(1943年)

48位:星の王子様(1943年)

戦前のフランスを代表する作家、フランスアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説。児童文学に分類される作品ですが、大人が読んでも充分すぎるほどおもしろいです。また本作は二百カ国以上の国で翻訳、出版されており、世界的な名著として親しまれています。

47位:八月の光(1932年)

47位:八月の光(1932年)

二十世紀を代表するアメリカの文豪、ウィリアム・フォークナーの傑作小説。「意識の流れ」の手法を取り入れた独特の文体が特徴的な作品で、アメリカ南部における人種差別について書かれています。

46位:ロリータ(1955年)

46位:ロリータ(1955年)

アメリカの作家、ウラジーミル・ナボコフの小説。ロリータコンプレックスの語源にもなった作品で、美しい蠱惑的な少女にどうしようもなく惹かれてしまうぎとりの男の姿を描いています。

45位:ライ麦畑でつかまえて(1951年)

45位:ライ麦畑でつかまえて(1951年)

青春小説の傑作。著者はアメリカの作家、J・D・サリンジャー。ニューヨークを舞台とした小説なのですが、主人公の少年はいわゆる「信頼できない語り手」であり、どこからどこまでが本当なのかがはっきりしないところも特徴のひとつです。

44位:夜間飛行(1931年)

44位:夜間飛行(1931年)

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作のひとつ。まだ飛行機の夜間飛行が危険であった時代、命がけで飛行機をとばす人間たちの力強い姿を描いています。

43位:城(1922年)

43位:城(1922年)

チェコ出身の偉大なる文豪、フランツ・カフカの代表作のひとつ。本作は未完の作品なのですが、それでも読み応えは充分。もしも完成していたら、どのような作品となっていたのか……その想像も楽しめる一冊です。

42位:失われた時を求めて(1913年)

42位:失われた時を求めて(1913年)

フランスの小説家、マルセル・プルーストの傑作長編小説。後世に多大な影響を与えた作品のひとつであるのですが、とにかく長い! その分、読みごたえという点では類を見ないのではないかと。

41位:山月記(1942年)

41位:山月記(1942年)

中島敦の代表作である短編小説。人間から人食い虎に変わってしまった男について書かれた作品で、非常に短い作品でありながらも高い完成度を誇ります。

名作!小説のおすすめランキング40位~21位

40位:走れメロス(1940年)

40位:走れメロス(1940年)

太宰治の代表作のひとつですが、国語の教科書の定番ともいえる作品なので、読んだことのある方も多いのではないでしょうか? 人を信じる大切さを学べる良作です。

39位:細雪(1944年)

39位:細雪(1944年)

谷崎潤一郎の長編小説。本作は昭和天皇に献上されるなど、非常に高い評価を得た作品です。不立階級の大阪人の生活を四姉妹をとおして描いています。

38位:高慢と偏見(1813年)

38位:高慢と偏見(1813年)

イギリスの小説家、ジェーン・オースティンの代表作。世界的に親しまれている古典的名作で、ラブコメの原点のような作品です。

37位:白鯨(1851年)

37位:白鯨(1851年)

アメリカの作家、ハーマン・メルヴィルの代表作。アメリカ文学史上に残る傑作といわれる作品で、白いマッコウクジラを巡る体験の手記という形式をとっています。

36位:審判(1927年)

36位:審判(1927年)

フランツ・カフカの傑作長編小説。どういうわけか裁判を受けることになった男の悲劇を描いた作品で、理不尽の極みを往くような内容となっています。

35位:悪霊(1873年)

35位:悪霊(1873年)

ドストエフスキーの作品で、五大長編小説のひとつ。アナキニズムや社会主義革命など、多岐に渡るテーマを包括した内容となっています。

34位:山椒大夫(1915年)

34位:山椒大夫(1915年)

森鴎外の代表作のひとつ。平安時代を舞台に安寿と厨子王の姉弟の数奇な運命を描いています。また本作は日本を代表する映画監督・溝口健二の手によって映画化も果たしており、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を獲得するなど、そちらの評価も非常に高いです。

33位:三四郎(1909年)

33位:三四郎(1909年)

夏目漱石の代表作のひとつ。熊本から上京した青年を主人公に、彼の恋愛模様と都会の人々との交流する姿が描かれた青春小説です。

32位:羅生門(1915年)

32位:羅生門(1915年)

芥川龍之介の代表作のひとつ。羅生門でひとりの若い下人が遺体の髪を集める老婆とのやりとりをつうじて「生きるために悪事に手を染める」という重厚なテーマで書かれた作品で、短編でありながらもずしりと心に残る作品となっています。

31位:百年の孤独(1967年)

31位:百年の孤独(1967年)

コロンビアのノーベル賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスの代表作。とある一族の興盛と滅亡までの百年の出来事を描いています。

30位:雪国(1948年)

30位:雪国(1948年)

「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」の超有名な冒頭で知られる川端康成の最高傑作。本作は国内、海外ともに非常に評価が高く、川端康成がノーベル文学賞を受賞するきっかけとなった作品でもあります。

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三島マコト

映画と小説、それと漫画と格闘技を愛する男。WEB媒体で記事を書いたりもしてます。よろしくお願いします。

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