本名：松本 秀人（まつもと ひでと）
生年月日：1964年12月13日-1998年5月2日
出身地：神奈川県横須賀市
職業：ミュージシャン
所属事務所：ヘッドワックスオーガナイゼーション

代表曲（ソロ）
1994年1月21日　DICE
1994年3月24日　TELL ME
1996年6月24日　MISERY
1996年8月12日　Beauty & Stupid
1996年12月18日　Hi-Ho
1998年1月28日　ROCKET DIVE
1998年5月13日　ピンク スパイダー
1998年5月27日　ever free
2014年12月10日　子 ギャル

X JAPANのギタリストのhideさんは、ソロアーティストとしても絶大な人気を獲得しました。ヴィジュアル系の元祖といわれているX JAPANですが、その生みの親がhideさんといわれているほど、派手なヴィジュアルでファンを驚かせてきたほどの人物でした。

YOSHIKIさんとToshlさんの確執が発端となってX JAPANが解散した翌年の1998年、「hide with Spread Beaver」としていち早くソロプロジェクトを開始したhideさんでしたが、1998年5月2日、自宅で首を吊っている状態で発見され、病院へ搬送されたものの、帰らぬ人となりました。

当時は「自殺」と断定されてしまい、失意のファンが後追いするなどの大惨事となりました。

hideさんと苦楽を共にした仲間たちにとっても、hideさんの死は深い傷となりました。特に、YOSHIKIさんはその後の音楽活動が続行できなくなるほどとなり、hideさんを想って描かれた楽曲「Without You」を最後に、音楽の道を辞めようとさえ思ったほどでした。

hideさんをよく知る仲間たちは、hideさんが自殺をする人間ではないと断言しており、後に、肩こりマッサージ中に発生した事故の可能性が高いと報じられました。

ギタリストは肩こりに悩んでいる人が多く、ドアノブにタオルをかけて行うマッサージは、当時のギタリストたちの間で流行していた肩こり解消法だったそうです。死の直前、hideさんは大量のお酒を飲んで泥酔していた状態だったため、マッサージに失敗して事故死する可能性も十分考えられます。

hideさんの死から20年という年月が経過しましたが、未だhideさんの音楽とヴィジュアルは古ぼけておらず、最新のヒットチャートと同等の輝きを放ち続けています。

hideさんの音楽は、前向きなメッセージが込められた楽曲が多く、聴く人全員が元気になれます。そのような音楽を作り続けたアーティストが、自殺を選んだとはまず考えられないでしょう。