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マルチタレントとして幅広い分野で活躍するリリー・フランキーの実話をもとにした長編小説「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」。本屋大賞を受賞するなど高い評価を受けた本作は、映画化、ドラマ化、舞台化されるなど社会現象となるほどの大ヒット作となりました。

非常にユーモアに溢れた読みやすい文体の中に、溢れんばかりの母親への愛情が込められている本作。多くの人々が本書を読んで涙を流したということも納得の名著であり、とにかく心が洗われる作品です。

感動する小説おすすめランキング13位:アルジャーノンに花束を(1966年)

知的障害を持つ少年が手術によってIQ185を誇る天才となる——。ダニエル・キイスによる傑作SF小説「アルジャーノンに花束を」は世界的に有名な作品であり、世界中の人々に愛されている名作でもあります。

本作は最後の一文にすべてが集約されており、その一文に涙を流した人がどれだけいたことか……。何度、読み返してもそのたびに涙を流すことのできる稀有な作品であり、世界中で愛されていることもよくわかります。

感動する小説おすすめランキング12位:竜馬がゆく(1963年)

日本最強の歴史小説家・司馬遼太郎が世に送りだした傑作小説「竜馬がゆく」。あの坂本竜馬の生涯を丁寧に描いた本作は、発刊から半世紀近く経ちながらも多くの読者から支持され、愛され続けている名作です。

現在の坂本竜馬像はこの作品によって形作られたといっても過言ではないでしょう。また竜馬の生き様、思想は読者の胸を熱くさせること請け合いで、とても素晴らしい読書体験をもたらしてくれること間違いなしです。

感動する小説おすすめランキング11位:フライ,ダディ,フライ(2003年)

金城一紀の「ゾンビーズ」シリーズの第二作目。本作では落ちこぼれ高校生軍団「ゾンビーズ」の面々が、ひとりの中年サラリーマンを強くするために鍛えに鍛えるといった話となっています。

最近の金城一紀はドラマや映画の脚本家としての活動が目立ち、本業の小説の新作がしばらく発表されていません。またゾンビーズの面々に会いたい! 単発でもいいから新作が読みたい! という方も多いと思いますが、とにかく気長に待つことにしましょう!

感動する小説おすすめランキング10位:ベルカ、吠えないのか?(2005年)

古川日出男による犬の血統の物語「ベルカ、吠えないのか?」。本作の物語の中心は犬であり、そのためか登場する人間には名前がつけられていません。そして受け継がれていく犬の血とその子孫たちの物語が何世代にも渡って展開されていきます。

本作は決してかわいい犬の物語ではありません。強く、逞しい動物としての犬が描かれています。独特の力強い文章と犬たちの溢れんばかりの生命力は、脳天を撃ち抜かれたような衝撃と感動を与えてくれます。

感動する小説おすすめランキング9位:老人と海(1952年)

ノーベル文学賞受賞者であるアーネスト・ヘミングウェイの歴史的傑作小説「老人と海」。老漁師と巨大なカジキとの戦いと決着後の厳しい海のサバイバルを描いた本作は、世界的な名著として知られています。

ラストは「老人はライオンの夢を見ていた」という文章で締めくくられ、本を閉じた瞬間、胸に去来するのはいいもしれぬ感動の味。何度、読み返してもその度に新しい感動を味わうことができる名作です。

感動する小説おすすめランキング8位:神々の山嶺(1997年)

なぜ人は山に登るのか? その答えの一端が、この小説の中にある! 夢枕獏が世に放った超名作山岳小説「神々の山嶺」は、山に取り憑かれ、山に生きる男たちの姿を描いた感動巨編です。

前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む男の姿を描いた本作。ラストに主人公のひとりである羽生丈二が残した手記に書いてあった「想え——」という言葉は、読後にもずっと心に残り続ける名言です。心も目頭もからだも熱くなる、そんな男の生き様を描いた「神々の山嶺」は永遠の傑作といえるでしょう。

感動する小説おすすめランキング7位:永遠の0(2006年)

この小説を読んで涙を流さなかった人はいない! 百田尚樹の超傑作戦争小説「永遠の0」は、そのぐらい感動できる作品です。物語の構成としては名作映画「市民ケーン」を意識した作りとなっており、読者は客観的な観点で主人公の人物像を追っていくことになります。

「娘と会うまでは死なない」といいながらも特攻隊として出撃し、帰らぬ人となった主人公はどういう人物だったのか? そして明らかになる真実は、もう涙なしでは読むことはできない! 戦争の悲惨さと家族の大切さ、両方を真摯に伝えてくれる一冊です。

感動する小説おすすめランキング6位:二千七百年の夏と冬(2014年)

現在と縄文時代末期がリンクしながら進んでいく異色の構成の小説、それが「二千七百年の夏と冬」です。本作では縄文時代から弥生時代へと移り変わる変換期における恋愛劇が描かれているのですが……これがもう、めちゃくちゃおもしろくて感動するのです!

縄文時代の恋愛? なんかイロモノくさいなぁ……と思う方もいるでしょう。ぜんぜんそんなことありません。ミステリーと歴史も混じえて物語を展開させていく本作は、一度読みだしたら徹夜必至。そしてラストには大粒の涙を流すこと請け合いです。ぜひ一度、その手にとって読んでみましょう!

感動する小説おすすめランキング5位:SPEED(2005年)

金城一紀の「ゾンビーズ」シリーズ第三弾。本作は名門女子高に通う少女が、自殺した家庭教師のために「ゾンビーズ」の面々の力を借りて弔い合戦に挑む成長物語です。「ゾンビーズ」の影響を受けて強く逞しくなっていく少女の姿が、じつに心地いい!

「わたしはスピードに焦がれている」という最後の一文は、この小説のすべてを語っているといってもいいでしょう。読後感は非常に爽やかで、心地よい感動がからだを包み込む「ゾンビーズ」シリーズ最高の名作です。

感動する小説おすすめランキング4位:AX(2017年)

伊坂幸太郎の「殺し屋」シリーズ最新作にして最高傑作。それが「AX」です。本作は最強にして恐妻家の殺し屋「兜」とその家族の物語であり、シリアスとコメディが見事に融合して、殺し屋の小説なのに重くなりすぎないところも高ポイントです。

兜は恐妻家でいつも妻に対してビクビクしているのですが、それでも妻のことを深く愛しています。その理由がラストに語られるのですが、もうその場面が涙なしでは読むことができません! 「ああ、そうか。だから兜は妻を恐れつつも、あんなに愛していたんだな」と納得でき、気がつけば涙がボロボロと零れていて……。読めばわかる、その良さが。とにかく必読の一冊です。

感動する小説おすすめランキング3位:坂の上の雲(1972年)

司馬遼太郎の超傑作歴史小説「坂の上の雲」。司馬遼太郎がはじめて手がけた近代ものであり、明治維新後から日露戦争でロシアに勝利をおさめるところまでを三人の主人公の視点から丁寧に描いています。

当時、近代化したばかりの弱小国だった日本が、どのようにして強大なロシア帝国に勝利したのか。そしてなぜ、日本はロシアと戦う道を選んだのかが司馬遼太郎の思想も混じえて語られていきます。この時代、日本には確かに魂がありました。そしてその魂が、読み手の心を強く揺さぶるのです。平和な時代に生きるからこそ、一度読むべき本なのではないかと。

感動する小説おすすめランキング2位:燃えよ剣(1970年)

司馬遼太郎が描く新撰組の鬼の副長・土方歳三の物語。それが「燃えよ剣」です。虚実入り混じった構成で、土方歳三という人物が語られる本作。この作品の土方歳三像が、今の土方歳三の人気に繋がっているのは間違いないでしょう。

「刀は美人よりうつくしい」といい、みなが離反していく中でも最後まで自身を取り立ててくれた幕府についていった土方歳三。節義に生きた男の生き様は誰がみてもかっこよく、そして熱いものが込み上げてくること間違いなしです。

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三島マコト

映画と小説、それと漫画と格闘技を愛する男。WEB媒体で記事を書いたりもしてます。よろしくお願いします。

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