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スカッと爽快、しかし最後は泣ける! そんな小説を読みたいという方におすすめなのがこちらの作品。北川恵海の「ちょっと今から仕事やめてくる」です。実写映画化もされた話題作なので、題名を聞いたことある方も多いのではないでしょうか?

ブラック企業に勤めて心身ともに疲弊した青年が、あるとき無意識に路線に飛び込もうとしたところ、「ヤマモト」という人物に助けられるところから物語ははじまります。時間を忘れて一気読みでき、疲れた人々に元気を与えてくれ作品です。

感動する小説おすすめランキング38位:還るべき場所(2008年)

笹本稜平による山岳小説「還るべき場所」。世界最高峰の山岳のひとつ「K2」で恋人を失った主人公が、登山ツアーのガイドとして悲劇の場所に戻ってきて……というのが、本作の内容です。

本作は「登山」をテーマにした作品ではありますが、根底に流れているのは「ラブストーリー」。そのためか男臭さというものをあまり感じず、女性でも読みやすい作品となっています。そしてラストには涙腺が緩くなり……とにかくおすすめなので、黙って読むべし!

感動する小説おすすめランキング37位:東天の獅子(2008年)

格闘小説の大御所・夢枕獏の明治武道ロマン小説「東天の獅子」。本作は柔道創世の物語であり、嘉納治五郎がどのようにして柔道を作ったのか、そしてその弟子たちがどのようにして柔道を広めていったのかが描かれています。

虚実入り混じったこの作品は、エンターテイメントとして一級品であり、最後まで飽きることなく読むことができます。警視庁武術試合での男と男の魂のぶつかり合いは、からだが熱くなると同時にラストには「凄いものをみた……」という感動が胸を包み込むこと間違いなし!

感動する小説おすすめランキング36位:下町ロケット(2010年)

こちらはテレビドラマも大ヒットしたので、知っているという方も多いのではないでしょうか。超人気作家・池井戸潤の傑作小説「下町ロケット」。働くとはどういうことか? を深く考えさせられるエンターテイメントの傑作です。

夢を持って仕事に取り組むことの大切さを教えてくれる本作。その中でも中小企業を食いものにしようとする大企業との戦いは、勧善懲悪ものとしても楽しく読めるようになっています。熱くなれて感動もできる素晴らしい小説です。

感動する小説おすすめランキング35位:僕たちの戦争(2004年)

直木賞作家・荻原浩の一風変わった戦争小説。それが「僕たちの戦争」です。現代を生きるフリーターの青年と第二次世界大戦時の飛行訓練中の兵士が入れ替わってしまい……というのがその内容。

荻原浩特有のユーモラスな文章で気持ちよく進んでいく物語ですが、やがて暗雲とした空気が漂いはじめていきます。そして最後には思わずウルっときてしまう……。なんだか作者の手の平の上で踊らされているような気もするのですが、それも込みで素晴らしい作品です。

感動する小説おすすめランキング34位:とんび(2008年)

重松清の親子の絆を描いた作品「とんび」。広島を舞台にした本作は、はやくに妻を亡くした男が男手ひとつで息子を育てあげた半生を追った小説です。

不器用でありながらもただひたすらに息子の幸せのみを願い続ける男の物語は、強烈に読者の胸を打つこと間違いなし! 気がつけば涙がボロボロと流れだしていること必至で、父親の強さというものを実感させられます。

感動する小説おすすめランキング33位:砂漠(2005年)

伊坂幸太郎の傑作青春小説「砂漠」。なにごとにも熱くなれず、俯瞰的にみてしまう主人公が大学で奇妙な友人たちと出会い、恋をしたり友情したり事件を解決したりと青春を謳歌する物語です。

本作の構成は、大学の四年間の春夏秋冬の物語を章ごとに追っていくというもの。さまざまな事件に遭遇しながらも、それを乗り越え、友情や愛情を深め合っていく主人公たち。ラストも爽やかな締めくくりで、胸に温かいものを残していく青春小説の傑作です。

感動する小説おすすめランキング32位:青空のむこう(2002年)

「この世」に未練を残した少年が、「死者の国」から戻ってきた。「やり残したこと」があるから……。世界が涙したアレックス・シアラーの傑作小説「青空のむこう」。

とりあえず泣ける小説を! といわれたら多くの人が真っ先にこの作品があげるのではないでしょうか? それほどまでに感動する小説です。気がついたら涙を流していた、という稀有な経験ができると思うので、一度読んでみることをおすすめします。

感動する小説おすすめランキング31位:半落ち(2002年)

横山秀夫の「半落ち」は、これまでにない一風変わった警察小説です。「アルツハイマーの妻を殺した」と自首をしてきた現職警察官が、なぜか殺害から自首するまでの「空白の二日間」の話だけはしようとしない。なぜ彼は供述を拒否するのか? というのが本作の内容。

なぜ自首をしてきたのに、空白の二日間を話そうとしないのか? その謎に迫るミステリーが本作の根幹なのですが、その理由がもう涙なくしては語れないのです。心が震えるという言葉を体感したいなら、本作を読むことをおすすめします。

感動する小説おすすめランキング30位:いま、会いにゆきます(2003年)

一年前に亡くなったはずの妻が、戻ってきた。しかし彼女は記憶をすべて失くしていた——。市川拓司の超ベストセラー小説「いま、会いにゆきます」。本作は映画化、テレビドラマ化され、どちらも大ヒットしました。

死んだ母親が戻ってくる。その奇跡は思い出となり、残されたふたりに一生の宝物となります。哀しくも幸福で、涙がとめどなく溢れる……。本作はそんな小説なのです。

感動する小説おすすめランキング29位:夏の庭 The Friends(1992年)

湯本香樹実の「夏の庭 The Friends」は、十ヵ国以上で翻訳されている著者の代表作です。自動文学の傑作として非常に評価が高い本作。しかし大人が読んでも感動することは間違いなく、心が洗われる一冊です。

「死」への興味からひとりの老人を観察しはじめた少年たちですが、徐々に老人とのあいだに奇妙な絆のようなものが芽生えていき——というのがその内容。読んだあとに心に確かになにかを残していく、「夏の庭 The Friends」はそんな作品です。

感動する小説おすすめランキング28位:対話篇(2007年)

「GO」などで知られる直木賞作家・金城一紀の傑作短編集「対話篇」。対話をとおして綴られる珠玉の物語たちはどれもが光り輝いており、確かな感動を読者に与えてくれます。

金城一紀特有の軽快な語り口は、読者を飽きさせることが一切ありません。また短編によってはこれまで発表された小説と微妙にリンクしていたりもしており、そういったところでも楽しみを見いだせる小説となっています。

感動する小説おすすめランキング27位:ツナグ(2010年)

本屋大賞を受賞したことでも話題の作家・辻村深月の感動の連作短編小説「ツナグ」。一生に一度、死者と再会させてくれる「ツナグ」という存在を軸に、さまざまな物語が展開されていきます。

死者との再会は、果たして本当にいいものなのか? それも含めていろいろと考えさせられる作品ですが、感動することも間違いなし。一度読めば、その世界観の虜になること請け合いです。

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三島マコト

映画と小説、それと漫画と格闘技を愛する男。WEB媒体で記事を書いたりもしてます。よろしくお願いします。

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