スポンサードリンク
哀れな教祖の逮捕

哀れな教祖の逮捕

事件からおよそ2ヶ月後の5月16日、麻原彰晃は逮捕されました。その際、麻原彰晃は隠し部屋に現金960万円を持って怯えていたそうです。また、発見時は失禁していたそうで、多くの人間を洗脳し、自身の団体を作り上げた男の哀れな本性もむき出しになった状態で逮捕されました。

2018年に死刑執行

2018年に死刑執行

犯した罪の重さから、死刑が言い渡されていましたが、2018年7月6日、幹部らと共についに死刑が執行されました。逮捕後の麻原彰晃は、廃人同然となっていたといわれており、生前最後の言葉は、「グフッ。」という声だったそうです。

3位:大津市中2いじめ自殺事件

3位:大津市中2いじめ自殺事件

「大津市中2いじめ自殺事件」は、2011年、いじめを苦に当時中学二年生の男子生徒が自殺したことで発生した事件です。

法律的にいじめは殺人事件ではないようですが、いじめの範囲を逸脱した加害者少年たちの悪行が発覚し、いじめではなく「殺人事件」として扱うべきだとの声も大きく上がりました。

いじめではなく「犯罪」

いじめではなく「犯罪」

「日常的に暴力を受け続けた」、「ハチの死骸を食べさせられた」、「被害者の自宅を破壊された」、「自殺の練習をさせられた」、「服を脱がされて写真も撮られた」、「銀行口座の暗証番号を教えろと脅された」などの被害に遭っていたそうです。

これらはもはやいじめではなく、れっきとした犯罪といえますが、クラスメイトたちも報復が怖かったのか、止めることができなかったようです。

学校と教育委員会で事件を隠蔽

学校と教育委員会で事件を隠蔽

被害者と加害者らが通っていた大津市立皇子山中学校では、いじめに関するアンケートを全生徒を対象に行いましたが、いじめに関することが明記されていたにも関わらず、それを隠蔽していじめはなかったものと処理しました。

また、被害者の担任は、暴力をふるう加害者らに対し「やりすぎんなよ(笑)」と、教師としての責任を問われるような発言をしていたことも、被害者のクラスメイトの証言から発覚しています。

教育委員会も、「いじめは無かった」、「気付かなかった」の一点張りであり、自己保身を守ることだけに全力を注いでいた模様です。

加害者らのその後

加害者らのその後

ひとりの男子生徒を死に追いやった加害者らは、少年法によって守られただけでなく、直接殺害したわけではなかったため逮捕されることはありませんでした。

しかし、事件が発生した2012年はインターネットが普及していたため、加害者らの実名などが流出し、騒動になりました。また、主犯格のひとりは、事件後に東京都宇治市の中学校へ転向したそうですが、転校先でもクラスメイトに暴力をふるったことが週刊誌によって暴かれています。

遺族と加害者とその家族との裁判は継続中

遺族と加害者とその家族との裁判は継続中

大切な息子を失くしたご遺族は、加害者らとその家族らに対し、損害賠償塔を求める裁判を起こし、2018年11月6日に民事訴訟が結審する予定です。

どうなるかは現状では不明ですが、少しでもご遺族の気持ちが晴れる結果になってほしいですね。

2位:北九州監禁殺人事件

2位:北九州監禁殺人事件

2002年に発覚した「北九州監禁殺人事件」は、主犯である松永太が、マインドコントロールを行い、妻でありもうひとりの主犯である緒方純子の家族を惨殺した凶悪事件です。

元々は夫婦で詐欺事件を行っており、最初の被害者である不動産業の男性をマインドコントロール下に置き、殺害後は、その男性の娘を奴隷として使役しました。その後、主婦の女性を狙ったのですが、女性に逃亡された後は、緒方純子の家族が標的なってしまいました。

家族に家族を殺させた松永太

家族に家族を殺させた松永太

緒方純子の家族が標的になった理由は、次は自分が松永太の標的になるのではと恐れ、実家に逃亡したからでした。

松永太は、甘いマスクのルックスと自身に満ち溢れた表情で、相手に信用させる術に長けていました。そのため、緒方純子の両親に「娘に命令されて人を殺した」との嘘を信じさせ、その後も家族全員をマインドコントロール下に置き、同時に虐待も行いました。

主な虐待方法は通電で、体のデリケートな部分に通電することで、心身ともに自由を奪い、松永太に逆らえなくすることに成功しました。

子供たちも犠牲者に

子供たちも犠牲者に

緒方純子の妹夫婦の子供たちも、松永太はマインドコントロールを行い、両親と祖父母の殺害を命じ、虐待もおこなってしました。最終的に、緒方純子を除いた一家全員を狂わせ、殺害しました。

最初の被害者の娘が逃亡に成功

最初の被害者の娘が逃亡に成功

一番最初に亡くなられた被害者男性の娘は、その頃から加害者夫妻の奴隷として虐待を受けつつ、生活を共にしていました。一度目の逃亡時は失敗に終わり、通電や首絞め、ラジオペンチで爪を剥ぐなどの激しい虐待行為で報復を行いました。

しかし、娘は逃亡を諦めず、二度目は逃亡に成功し、加害者夫婦の悪事が明るみになりました。

松永太は死刑

松永太は死刑

妻の緒方純子は無期懲役となり、松永太は死刑が確定しています。2人の間には息子が誕生しているそうですが、今、両親に対してどのような感情を抱いているのでしょうか…?

1位:女子高生コンクリート詰め殺人事件

1位:女子高生コンクリート詰め殺人事件

1988年に発生した凶悪事件「女子高生コンクリート詰め殺人事件」は、当時17歳だった女子高生を拉致監禁し、仲間全員で乱暴・暴行を数十日に渡り繰り返した挙句、殺害後はコンクリートに埋めて遺棄するという、人間の仕業とは思えない事件でした。

遺体が発見されたことで4人の犯人たちが逮捕されましたが、極刑とはなりませんでした。なぜなら、犯人たちは当時全員が未成年で、被害者女性は顔写真付きで実名報道されたのに対し、加害者たちは実名報道されず、国と法律によって守られました。

名古屋アベック殺人事件に続き発生した少年による凶悪事件に、多くの国民が反発し、社会問題となりました。

少年を「野獣」と実名報道した週刊文春

少年を「野獣」と実名報道した週刊文春

現在も出版中で、多くの芸能人のスキャンダル・不祥事を独自取材で報じ続けている週刊文春。その行動力は、女子高生コンクリート詰め殺人事件当時から変わっておらず、違法であるにも関わらず、加害者少年たちの顔写真を実名付きで報じました。

当時の週刊文春では、ひとりの女性を数人で乱暴・暴行を繰り返した加害者らに対し、少年だろうと「野獣に人権はない」と断定して掲載を判断しました。この違法行為に対して抗議はほとんど来ず、逆に賛同の声が多く寄せられたそうです。

加害者は再犯

加害者は再犯

結局、少年法によって守られた主犯格のひとり神作譲は、殺人・乱暴を犯したにも関わらず1999年に出所しました。出所した後も、神作譲は行きつけの飲食店などで、女子高生コンクリート詰め殺人事件で犯した罪を笑いながら言いふらしていたそうです。その後、2004年に男性を監禁した容疑で再び逮捕されています。

もうひとりの主犯も再犯

もうひとりの主犯も再犯

そして、もうひとりの主犯格であった宮野裕史も、出所後に振り込め詐欺で逮捕されていますが、不起訴処分となったようです。

少年法は、非行に走った少年の性格を強制し、社会復帰させるために作られた法律です。しかし、このように事件を起こす元少年たちは多く、少年法の存在意義が問われますね。

反省せず伸う伸うと生きる加害者たち

反省せず伸う伸うと生きる加害者たち

女子高生コンクリート詰め殺人事件に関わった加害者たちは、4人の少年たちだけでなく、監禁された女子高生を助けず放置した宮野裕史の両親や他の少年少女など、複数であったことも報じられています。

しかし、善人が罪より圧倒的に軽い罰、及び罪に問われることがありませんでした。そして、事件のことを全く反省せず、結婚して子供をもうけた加害者、生い立ちを偽って社会人として生活をする加害者など、一般的な毎日をのうのうと生きています。

「因果応報」、「悪因悪果」などという言葉がありますが、現代においてそのような綺麗事は通用せず、世の中の不条理さに対し憤りを感じずにはいられません。

日本凶悪事件ランキングTOP21-100

スポンサードリンク
スポンサードリンク

関連するキーワード

関連するまとめ

アシッドアタック(硫酸など)の事件と事例22選・日本と海外別!ランキングで紹介【20…

アシッドアタックとは、硫酸・塩酸・硝酸など劇物としての酸を他者の顔や頭部などにかけて火傷を負わせ、顔面や身体…

maru.wanwan / 629 view

早稲田大学の事件や不祥事・スキャンダル15選!衝撃ランキング【2024最新版】

東京六大学の一つとして高い人気を誇っている早稲田大学ですが、長い歴史の中で様々な事件や不祥事、スキャンダルも…

maru.wanwan / 1100 view

海外で死亡した日本人27選!衝撃の被害事件ランキング【2024最新版】

日々様々な事件が海外でも繰り返されていますが、日本人が海外で死亡する事件も珍しくありません。そこで今回は、海…

maru.wanwan / 5817 view

日本の殺人事件の死者数ランキングTOP50【2024最新版】

治安がいいと言われる日本においても歴史に残るような大量殺人事件は多数発生しています。そこで今回は日本の殺人事…

maru.wanwan / 11094 view

野球部の事件/不祥事30選・衝撃ランキング!高校・大学別【2024最新版】

日本の高校野球・大学野球界は、数多くの名選手や名試合を生み出してきた一方で事件や不祥事も起こしてきました。そ…

nakai / 2824 view

【人食いクマ】熊害事件の凶悪ランキング20選!日本・海外別【2024最新版】

これまでに多くの人食いクマが人間を襲うという凶悪な熊害事件が度々発生しています。そこで今回は、これまでに発生…

maru.wanwan / 3047 view

日本の政治家襲撃事件17選!暗殺/銃撃/刺殺/クーデター/暴行/放火など・衝撃ランキ…

2022年7月8日、安倍晋三元総理が街頭演説中に凶弾に倒れるという衝撃的な出来事がありました。今回は暗殺・銃…

maru.wanwan / 600 view

スポンサードリンク

同じカテゴリーの記事

同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

歴代最悪な人体実験ランキング20選!世界と日本別【2024最新版】

マウスやモルモットではなく、生身の人間を実験材料とした人体実験が頻繁に行われていたことをご存知でしょうか。今…

maru.wanwan / 1440 view

日本の自衛隊の不祥事/事件/事故26選・衝撃ランキング【2024最新版】

日野基本射撃場で訓練生が上官を射殺した事件は多くの国民に衝撃を与えましたが、この事件を超える自衛隊の不祥事・…

maru.wanwan / 1899 view

【怖い】未解決事件ランキング99選まとめ【日本・世界別】【2024最新版】

犯罪を犯した人間は、自身の罪以上の罰を受け、自身の愚行を悔い改めなければいけません。しかし、犯人が逮捕されず…

kent.n / 13450 view

人質事件の凶悪犯人ランキング50選・日本と海外別【2024最新版】

交渉を有利にするために犯人が人の身柄を拘束する「人質事件」は凶悪犯人の常套手段です。そこで今回は、凶悪犯人に…

maru.wanwan / 994 view

【人食いクマ】熊害事件の凶悪ランキング20選!日本・海外別【2024最新版】

これまでに多くの人食いクマが人間を襲うという凶悪な熊害事件が度々発生しています。そこで今回は、これまでに発生…

maru.wanwan / 3047 view

早稲田大学の事件や不祥事・スキャンダル15選!衝撃ランキング【2024最新版】

東京六大学の一つとして高い人気を誇っている早稲田大学ですが、長い歴史の中で様々な事件や不祥事、スキャンダルも…

maru.wanwan / 1100 view

日本の闇深いタブー事件ランキング35選【2024最新版】

日本で起きた事件の中でも、真相が闇の中だったり、タブーとされている事件が話題を集めました。そこで今回は、日本…

maru.wanwan / 9379 view

スポンサードリンク

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング