
恋愛小説おすすめランキングBEST80【2025最新版】
おすすめの恋愛小説80作品をランキング形式で小説好きがまとめてみました。ここで紹介する恋愛小説はどれも名作・傑作と呼ばれている面白いものばかりです。それでは見ていきましょう。
18位:スプートニクの恋人(1999年)
日本が誇る文学界の巨匠・村上春樹の傑作恋愛小説。村上春樹の独特の世界観の中で、孤独を抱えた登場人物たちの少し不思議な恋模様が展開されていきます。
恋愛小説でありながらも哲学的な面も併せ持ち、読み終わったあとに深く考えさせられる。そんな小説に仕上がっています。
17位:娼年(2001年)
娼夫の仕事をはじめた大学生のひと夏の物語——。石田衣良のはじめての恋愛小説である「娼年」。本作は直木賞候補にもなるなど大きな評価を得ており、松坂桃李主演で映画化もされました。
娼夫の仕事をする男の視線から見た「女」と「性」が描かれている本作。空虚な日常を送っていた主人公が女性の欲望を目の当たりにし、魅せられていく描写は非常に秀逸です。
16位:イニシエーション・ラブ(2004年)
ミステリーの名手である乾くるみが世に放った恋愛小説の傑作。最後の一文に読者は必ず騙される! 恋愛小説でありながらミステリーの要素もふんだんに含んだ本作は、各所で大きな話題となり、ベストセラーとなりました。
「恋愛」をテーマとした作品でありながら、ミステリーランキングにも名を連ねる本作。ただの恋愛小説には興味がないぜ! という方におすすめの一冊です。
15位:塩の街(2004年)
またもや登場、有川浩! こちらはライトノベルとして出版され、電撃ゲーム小説大賞にも輝いた有川浩のデビュー作です。
「塩の街」は塩で埋め尽くされた世界を舞台とした、自衛隊員と天涯孤独な女子高生の恋物語です。SF的な背景の中で繰り広げられる純愛がきらりと光る一冊です。
14位:勝手にふるえてろ(2010年)
綿矢りさの「勝手にふるえてろ」は、現実世界にうまく順応できない妄想たくましい女子のちょっと風変わりな恋愛物語です。
主人公は片思い以外したことのないオタクっぽい女子。べつに好きでもない彼氏と片思いの相手で勝手に心の中で揺れ動きます。その様子がなんともおもしろく、そして妙に読ませる文章力のせいでページをめくる手が止まらないこと間違いなし!
13位:クローズド・ノート(2006年)
推理小説を得意とする作家・雫井脩介によるラブストーリー「クローズド・ノート」。本作ではクローゼットで見つけた一冊のノートが紡ぐ、運命的な恋愛を描いています。
計算されつくした構成と繊細で緻密な心理描写は、さすがは推理小説作家! と思わず唸らされてしまいます。
12位:高慢と偏見(1813年)
ジェーン・オースティンの古典的名作「高慢と偏見」。イギリスの片田舎を舞台に繰り広げられる男と女の偏見によるすれ違いを描いた非常にユニークな恋物語です。
世界中で愛読されている本作。何百年ものあいだ、多くの人々から支持されているだけあって、時代を問わないおもしろさがあります。ラブストーリー好きだけでなく、読書好き全員に読んでほしい一冊です。
11位:グレート・ギャツビー(1925年)
たったひとつの恋のために、男は人生を築き上げた——。男はアメリカ文学を代表する傑作のひとつ。それがフランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」です。
謎の大金持ちと彼に隠された秘密、そして長きに渡る恋心を克明に描いた本作。あの村木春樹が「最も影響を受けた作品のひとつ」と語るなど、世界中の小説家に多大な影響を与えた作品でもあります。