電気シェーバーは網刃と内刃という2つの刃でヒゲをキャッチして剃り上げていく仕組みになっています。
この仕組みだと刃が直接肌に触れることがないのでカミソリよりも肌に優しいと言われているのです。
網刃は直接肌に触れる金属部分ですが、この網刃がヒゲを持ち上げ、内側にある刃が出てきたヒゲを刈ってくれます。
ちなみに肌に押し付けると網刃は上下に沈み込む構造になっており、肌への負担が上手く分散されるようになっています。この構造はモデルによっても微妙な差異がありますが、おおよそのメーカーは肌に負担がないよう設計を行っています。

カミソリでヒゲの処理を行っている人も多いと思います。しかしカミソリは刃が直接肌に触れてしまうので結果として肌への負担は電気シェーバーよりも大きくなります。
また、劣化したカミソリを使用し続けることで肌への負担はますます大きくなり、ダメージを与えることになってしまいます。
また、長年カミソリを使用してヒゲを処理していると色素が沈着してしまい、電気シェーバーを使用している人よりも肌の老化を早めてしまうという研究結果も出ています。
若々しく綺麗な肌を維持したいのなら電気シェーバーを使用している方が良いということになりますね。

電気シェーバーの仕組みを知ったところで、電気シェーバーを使用するメリットを見てみましょう。

電気シェーバーの仕組みでも解説しましたが、電気シェーバーの最大のメリットは肌に優しいという点です。
刃が直接肌に触れないということは、肌が感じるストレスをかなり減らすことができます。
肌が弱くてヒゲを剃ると肌あれを起こしてしまうという人はカミソリによる肌への負担が原因のことが多いので、そういう人にも電気シェーバーは非常におすすめです。

ドライ剃りとは肌を濡らさずにヒゲの処理ができるということです。
ヒゲの処理のために一々肌を濡らす必要がないので時間や場所を選ぶ必要がなく、手軽に短時間でヒゲを処理することができます。
朝の忙しい時間にもさっと終わらせることができるというのは非常に嬉しいポイントです。

T字カミソリは使用頻度にもよりますが1週間に1回程度は交換しなければなりません。しかし電気シェーバーの場合は外刃で1年程度、内刃で2年に1度程度の交換頻度で良いのです。
ランニングコストを考えると随分とお得ですよね。

メリットがあればもちろんデメリットもあります。以下に電気シェーバーのデメリットをまとめました。

電気シェーバーは肌に刃が触れない分、肌に刃を当てて剃るカミソリに比べると浅剃りになってしまいます。
差としては僅かではありますが剃り跡が気になると感じる人もいるようです。
また、浅剃りな分処理の頻度を多くしなくてはならない場合もあり、個人差はありますが1週間2～3回の高い頻度で処理を行う必要があります。

カミソリを使用していれば処理中の音は気になりませんが電気シェーバーは処理中に音がなるので気になる人もいるようです。
最近は静音性に優れたモデルも販売されているので、どうしても音が気になる人はそういったモデルを選ぶと良いかもしれません。

お手入れ方法はメーカーやモデルで異なりますが、ヘッド部分を分解しブラシで毛を取り除いたり、水洗いをしたり、と時間がかかってしまう電気シェーバーのお手入れ。
このメンテナンスを行わずに使用し続けるとシェーバーの故障の原因になるだけでなく、雑菌の繁殖などにより肌を傷めてしまうことにもなりかねません。

メンズシェーバーが肌に良いと言っても間違った使用方法をしていては肌に負担をかけてしまいます。
ここではメンズシェーバーの正しい使用方法を確認しましょう。