
【クドカン】宮藤官九郎脚本の映画作品ランキングBEST19【2025最新版】
テレビに映画と大活躍の人気脚本家・宮藤官九郎さん。今回は我らがクドカンこと宮藤官九郎さん人気映画脚本作品19個をランキング形式で紹介したいと思います!
「木更津キャッツアイ」の劇場版第一弾。脚本は当然、宮藤官九郎です。草野球チームでありながあら、ときにちょっと非合法な活動もする「木更津キャッツアイ」の面々の活躍を描いたテレビドラマの続編で、主人公のぶっさんが死の淵からどうにか蘇った後の話となります。
といってもぶっさんが死んでしまう運命に変わりはありません。そしてその死ぬまでの短い時間をどう生きるか、それがこの映画の見所といえるでしょう。最後の最後まで楽しませてくれる素晴らしい作品で、宮藤官九郎のおもしろおかしくも優しい世界に浸ることができます。
宮藤官九郎脚本の映画作品ランキング12位:なくもんか
「なくもんか」は宮藤官九郎が脚本を務める人情コメディ映画です。互いの顔も知らずに育った生き別れの兄弟を軸に物語は展開し、兄はハムカツ屋の店主、弟は超売れっ子のコメディアンとなりました。
弟はお笑いコンビとして活動しているのですが、じつは相方と嘘の兄弟を名乗っており、会いにきた本当の兄のことも迷惑がって追い返したりするちょっと嫌なやつ。ですがその前振りがあるからこそ、ラストの感動が大きくなるのも事実でしょう。悲劇とコメディが絶妙にマッチした映画、それが「なくもんか」なのです。
宮藤官九郎脚本の映画作品ランキング11位:ドラッグストア・ガール
田中麗奈がはじめてコメディに挑戦した意欲作である「ドラッグストア・ガール」。ドラッグストアでアルバイトをするラクロス部の女子大生と彼女に恋するオヤジたちの物語で、クドカン独特のコメディ感覚が冴え渡る秀作です。
本作の最大の特徴は、元気いっぱいの女の子を演じる田中麗奈のかわいらしさでしょう。というか田中麗奈のために書き下ろされた脚本であるため、魅力的なのは当たり前か。それでも彼女の魅力をこれでもかと引きだしたクドカンの脚本は本当に凄いです。脱帽。
宮藤官九郎脚本の映画作品ランキング10位:謝罪の王様
謝罪の究極体・土下座。「謝罪の王様」は謝罪をテーマにした作品であり、そして「土下座の向こう側」を見つけだすための物語であり、その内容からとある漫画家とひと悶着を起こした「いわくつき」の作品でもあります。
主人公は「謝罪師」という架空の職業を生業とする男で、さまざまなトラブルを独自の謝罪テクニックで解決していきます。それだけでもうなんだか心踊る設定なのですが、主役が阿部サダヲというのがまたなんとも。クドカンのコメディを味わいたい人は必見の作品です。
宮藤官九郎脚本の映画作品ランキング9位:中学生円山
主演に元SMAPの草なぎ剛を迎えて作られた「中学生円山」。宮藤官九郎が監督を務めた三作目の作品であり、同時に脚本も担当しています。思春期真っ只中の男子中学生と謎多きシングルファザーとの出会いと成長を描いており、クドカン節も絶好調。
この映画、もうバカ丸だしな感じなんですが、主人公のひとりである男子中学生が毎日、ストレッチする理由もじつにくだらない。とはいえそれこそがクドカンの真骨頂であり、なにも考えずに楽しむことができる娯楽作品としては本当に優秀だと思います。
宮藤官九郎脚本の映画作品ランキング8位:土竜の唄 潜入捜査官REIJI
監督・三池崇、脚本・宮藤官九郎という豪華コンビで望んだ人気漫画の実写映画化。昨今の漫画の実写化はだいたいが失敗して批評も興行収入も散々な目にあっていますが、本作は両方ともに大成功をおさめました。
ヤクザへの潜入捜査を命じられた警察官が、組同士の抗争に巻き込まれていくというのが本作の大まかなあらすじ。外見も性格も強烈なキャラクターとクドカンの絶妙なコメディセンスが見事に融合した秀作です。
宮藤官九郎脚本の映画作品ランキング7位:TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
宮藤官九郎の四作目の監督作品である「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」。もちろん本作でもクドカンが脚本を担当しています。修学旅行中の交通事故で死んでしまった平凡な高校生が地獄に落ちてしまい……というのがその内容。
ちなみにこの映画ででてくる長瀬智也率いる地獄専属ロックバンド「地獄図(ヘルズ)」は、現実のロックフェスに出演、さらには人気音楽番組「ミュージックステーション」への出演まで果たしています。
宮藤官九郎脚本の映画作品ランキング6位:69 sixty nine
村上龍の同名小説を映画化した本作。1969年という学生運動が盛んに行われていた時代を舞台にした青春物語で、主演は妻夫木聡が務めています。登場人物はアクの強い人物ばかりで、モテるために学校をバリケード封鎖をしたりとやりたい放題。
男子高校生の溢れだす青春パワーを全力で表現した本作は、国内の映画賞を複数受賞。佐世保の町をバカバカしくも楽しく、そして爽やかに生きる少年たちの姿は観ている方に「まあなんとかなるさ」という気持ちとパワーを与えてくれます。