
ハリウッド映画監督ランキングBEST50【海外・2025最新版】
海外で有名なハリウッド映画監督50人を映画通がランキング形式でまとめてみました。果たしてハリウッド映画監督ランキング1位の座に輝くのは誰なのか、早速見ていきましょう。
ハリウッド映画監督ランキング19位:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
アカデミー作品賞に監督賞、脚本賞を受賞。さらにはカンヌと英国アカデミー賞でも監督賞を受賞している稀代の映画監督、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。その作風は非常に難解かつ哲学的、そして実験的でもあります。
なんというか一般観客よりも批評家に受けるタイプの映画監督で、この監督の作品は苦手という人も多いでしょう。しかし好きな人はとこととんハマる、そういうタイプの監督です。
ハリウッド映画監督ランキング18位:ロマン・ポランスキー
ロマン・ポランスキーは「チャイナタウン」で世界的な名声を得ましたが、その後しばらくは凡作つづき。しかし「戦場のピアニスト」でアカデミー&カンヌのダブル受賞を果たし、見事な復活を遂げました。
素晴らしい作品を発表し続ける一方、いろいろとスキャンダラスな人物でもあるロマン・ポランスキー。二番目の奥さんをカルト教団に惨殺されたり、子役に手をだしたとして訴えられ、国外脱出を果たすなど、なにかと話題に事欠かきません。
ハリウッド映画監督ランキング17位:コーエン兄弟
王道とは決していえない。しかし彼らの作品はファンを魅了し、引きつけてやまない。興行的な成功とはべつに、コーエン兄弟の撮る映画は世界中で愛されており、現代のハリウッドを代表する映画監督に間違いなく数えられるでしょう。
個人的にはコーエン兄弟の「ノーカントリー」は、ここ十五年で最高の映画だと思っています。原作の「血と暴力の国」も買って読むほどハマりました。原作で何度もでてきる表現「死んだような静寂」。それをこの映画はよく体現してると思います。
ハリウッド映画監督ランキング16位:アン・リー
アン・リーは二度もアカデミー監督賞を受賞した台湾出身の映画監督です。代表作である「ブロークバック・マウンテン」は、男同士の同性愛を描いた作品で、ヒース・レジャーとジェイク・ジレンホールの熱烈なキスシーンには度肝を抜かれた人も多いでしょう。
しかしその内容は監督曰く「普遍的なラブストーリー」であるらしく、だれが見ても感動できる映画に仕上がっています。またオールマイティープレイヤーのような監督でもあり、さまざまなジャンルで優れた作品を多数、残しています。
ハリウッド映画監督ランキング15位:ジェームズ・キャメロン
世界一、二の興行収入を誇る映画「アバター」「タイタニック」。このふたつを撮ったのがジェームス・キャメロンであり、特に「タイタニック」はアカデミー賞で史上最多の11部門を受賞するという快挙を成し遂げました。
ちなみにジェームス・キャメロン監督が世界的な名声を得たきっかけである作品「ターミネーター」は、自身がみた夢が大元になっているそう。僕としては「ターミネーター」は1より2の方が断然好き。最後のサムズアップは、何度みても泣いてしまいます。
ハリウッド映画監督ランキング14位:ギレルモ・デル・トロ
もう「シェイプ・オブ・ウォーター」を生みだしたというだけで、ギレルモ・デル・トロは偉大な監督としてハリウッドの映画史に名を刻み込んだでしょう。それだけ「シェイプ・オブ・ウォーター」は革命的な異種間ラブストーリーでした。
大の怪獣好きで知られるギレルモ・デル・トロ。日本のアニメや漫画にも多大な影響を受けているらしく、好きな作家に永井豪を挙げています。ちなみに永井とはフランスのアニメーション映画賞で対面を果たし、マジンガーZのイラストを描いてもらったそう。
ハリウッド映画監督ランキング13位:クエンティン・タランティーノ
はい、きました。みんな大好きタラちゃん、ここで登場です。時間軸を好き勝手に飛び回るぶっ飛んだストーリー、超バイオレンスに立ちに立ちまくったキャラクター、そしてどこかB級感ただよわせた作風を、僕はこっそりと「タランティーノ節」と呼んでいます。
タランティーノの作品はいつも血だらけ死体だらけなのですか、それなのになぜか凄くオシャレに感じますよね。どうなってるんでしょうか、アレ。実際、普段はバイオレンスな作品を敬遠する女性でも、タランティーノ作品はオシャレで好きという方も多いそう。本当に不思議。
ハリウッド映画監督ランキング12位:オリバー・ストーン
オリバー・ストーンは超社会派映画監督としてセンセーショナルな作品をいくつも発表してきました。特に自身の従軍体験を反映した戦争映画「プラトーン」では、ベトナム戦争における功罪をこれでもかというほど生々しく描きだしました。
他にも「ウォール街」や「JFK」など優れた社会派映画を多数、生みだしているオリーバー・ストーン。最近ではロシア大統領のプーチンのドキュメンタリーを撮ったりなど、七十歳を越えて尚、実験的な意欲作を発表し続けています。