
【ビートたけし】北野武監督の映画ランキングBEST19【2025最新版】
日本が誇る世界的な映画監督であるビートたけしこと北野武さん。海外でも多くの賞を獲得している北野武さんですが、最高傑作はいったいなんなのでしょうか? というわけで今回は北野武監督作品19個をランキング形式でまとめてみました!
広域暴力団「北島組」の構成員・村川。彼は抗争の真っ只中に沖縄を拠点とする暴力団組織・中松組に助っ人として送られることに。しかし「どうせ手打ちになる」と思われていた抗争ですが、それどころかますます悪化の一途をたどっていくことに。
身を隠すために沖縄の片田舎に避難する村上たち。そんな中でひょんなことから、幸という女性と知り合うことに。美しい海に囲まれた場所で村上や幸は、子供のころのように楽しい日々を過ごしていました。しかし抗争の火は静かに村上たちの元に忍び寄ってきていて……。
朝から一本映画見る。やっと見た「ソナチネ」。やっぱりすごい作品。
— スガヨシタカ (@LS2iv) 2018年4月30日
お笑いと残酷と死の織りなす世界。
北野武ならではの映画。編集が何気に上手いな、と感心。
クエンティン・タランティーノも絶賛し、イギリスの公共放送局が発表した「21世紀に残したい映画100本」にも選ばれた本作。北野武自身も「非常に思い入れ深い作品」と語っており、いまだ多くのファンを惹きつけてやまない、そんな一本に仕上がっています。
北野武監督の映画ランキング9位:その男、凶暴につき
主人公は超凶暴な刑事・我妻諒介。犯人を追い詰めるためなら実力行使、つまり暴力行為も自身の中で正当化。たとえ犯人が少年であろうが問答無用で殴る蹴るの暴行を加えて屈服させ、警察署への出頭を強要します。
ある日、港で麻薬の売人の惨殺死体が見つかり、我妻もその捜査に加わることに。持ち前の凶暴性と暴力性を駆使して、我妻は犯人グループの全貌を暴いていきます。しかし相手もただ黙っているわけではなく、局面は混沌としたものとなっていきます。
その男、凶暴につき
— まえりょ(トルティーヤ) (@enrkh31996) 2018年1月18日
ビートたけしさん
誕生日おめでとうございます pic.twitter.com/rSNGjtINgO
本作の出来は本当に素晴らしいです。その出来栄えは北野武の評価が人気お笑い芸人の監督作品という色眼鏡から新鋭監督としてセンセーショナルなデビューへと、公開前と公開後、180度転換しとほど。そして得意のバイオレンス描写はこの頃から目を見張るものがあります。
北野武監督の映画ランキング8位:BROTHER
主人公の山本は根っからの武闘派ヤクザ。しかし経済中心の現代ヤクザ社会にうまく対応できずに煙たがれ、結局、留学したまま消息不明になった弟・ケンを頼ってアメリカに拠点を移すことに。そうしてアメリカにやってきた山本は、すぐにケンを見つけだしました。
しかしケンは麻薬の売人になり下がり、しかも麻薬がらみのトラブルにも巻き込まれていました。山本は早速、ケンの助太刀に入り、敵対組織の人間を皆殺しに。これをきっかけに勢力を拡大していきますが、すでに破滅の前奏曲ははじまっていたのです。
#1日1本オススメ映画
— 空豆TF (@soramame2501) 2017年11月16日
BROTHER
北野武監督の海外合作ヤクザ映画。
北野武演じる山本とオマー・エップス演じるデニーとの血筋を超えた”絆”と無慈悲な暴力・現実が描かれる秀作。(折れた割り箸には要注意) pic.twitter.com/kHQjcn9Rhq
相変わらずのバイオレンス性ですが、「BROTHER」ではエンターテイメント性をかなり重視しているようにみられます。北野武監督作品はとっつきにくい! と感じている方の入門編としてもオススメできる一作なのではないでしょうか。
北野武監督の映画ランキング7位:アウトレイジ ビヨンド
「アウトレイジ」から五年後が舞台となっている本作。世代交代を経た関東最大の暴力団「山王会」の若頭には、主人公である大友の元部下で裏切り者の石原が、そして二代目会長には加藤がおさまっていました。
そんな中で悪徳刑事・片岡は関西の巨大暴力団「花菱会」と山王会をぶつけることを画策。そしてそのために刑務所を出所したばかりの大友を利用。ふたつの巨大組織の抗争は激化していき、大友も否応なく陰謀と暴力の渦中に巻き込まれていきます。
大反響を呼んだ「アウトレイジ」の続編として、公開前からたいへんな話題となった本作。当然、期待度も高かったですが、そのへんはさすが天才・北野武。だれをも満足させる作品に仕上げ、最高のエンターテイメントを世に送りだしてくれました。
北野武監督の映画ランキング6位:アウトレイジ
この作品は暴力団同士の過激な抗争、そして関東最大の暴力団「山王会」内部の権力争いを描いています。そして主人公の大友はその中で翻弄され利用される弱小暴力団の組長という役回り。常に先陣をきって敵に暴力を振るっていくことになります。
権力者に利用されるだけ利用された挙句、ついには陰謀によって命までもを狙われることになってしまった大友。仲間も次々と殺害されていき、弱小組織である大友組はもはや壊滅寸前にまでなってしまいます。
この作品は限りなくエンターテイメント性を重視した作品となっており、北野武監督の映画作品の中でもかなりわかりやすい内容となっています。また「仁義なき戦い」の後継作品のような位置づけにもあり、今後、ますます多くのファンを獲得していくであろう傑作ヤクザ映画といっても過言ではないでしょう。
ヨーロッパを中心に「キタニスト」と呼ばれるファンを大勢、生みだした記念碑的作品である「ソナチネ」。沖縄を舞台とした作品で、北野武が得意とするバイオレンス描写と「キタノブルー」の美しさ、そして哀愁が折り重なった非常に美しい作品です。